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おかんが最近背中こりまくってて寝づらく、寝不足すぎるというので揉んでみた。
ほんなら寝られるようになって驚いてた。
んで、夢にクルド人が出てきて「もう揉まんでもええで」って言われたらしい。
この前のYOUは何しに日本へでクルド人が18年ぶりに再会ってのを見て「クルド人って大変やなあ」と言うてたから夢に出てきたんやな。ほんで自分の背中も大変で大変つながり。
夢ってめっちゃシンプルなんやと思った。


2015年大阪秋の吟醸酒を味わう会に行った。
まだまだ苦手な分野の吟醸酒。
もちろんうまいのはうまいが、なかなか純米や本醸造クラスのように簡単に好みを発見できんくらいには厳しい。
鍛えないとやっぱりだめだと思います。
会場はホテル。ホテルと書いてKYと読みます。
まあ、今回はさほど悪くなかったので許したる。






開始が18時とやや遅かったので早めについた。
だから3番乗りで入れたので一枚パシャリ。

今回は高級酒、非売品が結構あるので著名酒造様をまず攻めようと思った。
もちろん好きな酒造様で著名、かつ高級、非買が多い開運から、と思ったが隣のブースと間違えた。
でも、これが逆に良かった。
もし間違えてなかったらここには来なかったかも。非売品とかなかったし。
いきなり一発目で当たりを引いた。






さけ556御代櫻  純米大吟醸 五百万石

岐阜県美濃加茂市は御代桜醸造様の新作。
ユニークな味わいと言われたんですが、確かに。
普通の純大と順序が逆転のストーリーを描く。
先に旨みが来てから甘さなどが続く。
とてもいい濃さの味わいがすべての人にうまいと感じさせるバランスも持つ。
これは激ウマ。
さすがは岐阜としか考えられない。

欠点はまだ発売されてないこと。
味わいには全く欠点ないので発売はお早めに。




さけ557御代櫻  純米吟醸 五百万石  無濾過生原酒

今度は生。
生らしい生き生きとした勢い。
力強いな酸味が爽やか過ぎる物件。
しかし、岐阜らしい主張しすぎない部分は素晴らしい。

麹が生きたと言われましたが、まさにそういう感。
舌の上で踊っているようでした。
とにかく生好きなら避けて通れない物件。




ほんで開運。
まだ人少なかったけど続々集まって来た。
さすがやと思いながら味わった。





さけ558開運 純米吟醸 山田錦

静岡県掛川市、土井酒造場様の美酒。
あまりに美酒中の美酒であり、辛口のキレの良さはなんとなく荘厳。
色んな個性的なのを期待して来たので、これはスタンダードな物件であり、普通はちょっと心に残りにくいんですが、なぜかめっちゃ残りました。
はっきり思い出す。

ほんま凄いですね。ここは。
特別純米酒が一番好みですが、こっちのが凄さは感じます。






さけ559開運 波瀬正吉 伝 大吟醸 

美酒さがすさまじい。
日本酒の味わいが中心に居座って、スイートさは控えめというか奥からじわり。
渋さ、キレが端正です。
それにしても開運全体に思うのはそれぞれの味わいの現れるタイミングと持続時間の完璧さだと感じます。

日本酒も音楽と同じ時間芸術なので、これは一番重要なことです。
この端正さと時間の役割の重要さは邦楽に通じるところがありますね。
雅楽とかちょうどいいたとえ(テキトーなこと言うてすんません)。




さけ560開運 鑑評会 出品酒

醸造年度別にいっぱいあったけど一つだけいただいた。
24BYと言われたと思うがこの強烈な味わいに話が頭にちゃんと入らんかった。

例えるなら開運鑑評会出品酒って感じです。
他に例えられんもん。
こんな味あんねや・・と思った。
あまりにわけわからんすぎたのでもっと修行して次にこういうのをいただける機会があったら楽しめるようにしとかんとな・・・。





さけ561開運 波瀬正吉 伝 純米大吟醸 

わしは天性の貧乏人なのか、純米大吟醸酒はすぐ飲み疲れる。
言うなれば急に栄養豊富なものを食って腹壊すみたいな。
ああ情けなや。
そんなわしでもこの一升瓶10000円也(しかも運良くてやっと買える)をガブガブ飲める奇跡がこれ。

コク、旨みが大吟醸より当然ながらよく見えますし、味わいはしっかりしまくっててスキがない。
それでもなぜかすいっと入ってすいっと落ち着く。
大吟醸ならわかるんですが、なんやろこれ。
ほんま勝手にお猪口を持つ手が動いた。
自分で買うたんやったら多分もったいなくて手が動かないでしょうが、こういうときだけ贅沢に。
いやあ楽しかった。



お次は八海山。
超著名ながらシンプルに三本だけだったので人が少なかった。
あまり高いのなかったし。
ほんでもわしはあまり縁がない酒造様。
まあでも名声からうまいだろうと安心していただいた。
わしの超反応を見て蔵の方も喜んでくれた。
うまいと言われ慣れとるやろうに・・。



さけ562八海山 大吟醸

新潟県は南魚沼市、八海醸造株式会社様の伝説。
即死しました。
今まで大吟醸酒にはこれや!ってのがギリギリでなかったのですが、決まった。
これや!
さすがは著名酒造様だけあって欠点探しは無駄。
永遠の命をもらってずっと欠点を探し続けても宇宙がなくなるまで探せないと思います。

まろやかに口に入って、味わいは淡麗さが爽やかさとして演出されるくらい。
キレっちゅー言葉がいらんくらいにすっと終わりに向かうというか。
飲んでなんぼするんやろ・・ってびびりながら値段見たら4合で4800円ほど。
安っ!って思えたほどえげつないです。



お次は燗のコーナー。
水飲みに行ったら目に入ったんやけど、吟醸酒の燗というのを習っておこうと思い、行った。
ほんならめっちゃ丁寧に説明してくれてありがたかった。
温度計もあったので勝手に計ったりもした。




さけ563誠鏡 純米吟醸 幻

広島県竹原市中尾醸造株式会社様の旨酒。
酵母がリンゴ酵母となってましたが一瞬の納得。
あたためるとそのキャラがめっちゃわかりました。

それとコクが深いのかそれがよく感じられ、そして吟醸酒らしい華やかさがちょっと邪魔に感じました。
でも、吟醸酒の燗というのがどういうものになるかわかりやすい物件だったと思う。
これ選んでくれたのはほんまありがたい。
やっぱりプロって凄いと思った。




さけ564酒一筋 きもと純米吟醸  

岡山県赤磐市は利守酒造様のイチロー氏も飲んだ酒。
きもと、と来て続く言葉は純米酒と思い込んでいたわし。
いやあ、世界は広い。
こういうのもあるんやと。
これは比較的燗にしやすいとのことでいただいたものです。

やはり強い酸味がある。発酵っぽいのを感じます。
コク深さはおそらくあたためたほうが出るでしょうし、これは常温からぬる燗までいけそうに思えるっすね。
奥のほうに邪魔しない程度に吟醸っぽさが感じられるのも良かったです。香りは華やかではなく、コメの香りがしました。




次は南部美人と思ったが、人多すぎたんでその横の浜千鳥へ。
浜千鳥の大ファンの人もいました。
あまり見かけない銘柄ですが、ファンがいるとは期待できると思いました。
まじめそうなお兄さんがまじめに説明してくれたのもあって楽しかったです。




さけ565浜千鳥 大吟醸 斗瓶囲い

岩手県釜石市の株式会社浜千鳥様の非売品。
甘酸っぱさが締めて、うざくない上品な吟醸香がクンっと来る。フルーテーもやはり美しくうざくない。
それらの要素の合奏が無駄を削ぎ落としきった美麗さを演出してくれます。
まあ、こんな高級酒。うまくて当然といわれたらそうなんですが、改めて凄いなと感じる。

おかわりもしましたがまじめそうなお兄さんは嫌な顔ひとつせずいっぱい注いでくれました。
内心こいつド厚かましい。何調子乗ってんねんと思ってたかもですが、きっとわしじゃあるまいしそんなことは考えないと思います。




さけ566浜千鳥 純米大吟醸

さらにずうずうしいわしは高いこの物件をチョイス。
純大らしい華やかさはまったく遠慮なしも、旨みはまったく消さない。
高バランスのものになっていると思います。
そして後口がたまらんええんですよね。気持ちがいいです。

ファンがいるのはほんまによくわかります。
これならいつ飲んでもうまいと思う。
各要素はしっかりしつつも欠点にならないというのはあまり多くないと思います。
価格もそんなに高くないし、大吟醸クラスは必ずついて回る価格という欠点までクリアです。




そしてお隣南部美人。
かなり話上手なのは著名酒造様らしいところ。
パンフがなかったですが、これは新商品が出るとまたつくりなおしすると大変な金がかかるとのことで、HPだけにしたそうです。
最近は新商品も多いので大変ですね。

ほんで出品酒をうまいですねと言われたら「これがまずかったら本当に大変なことになる」と。
ああいう鑑評会は結果出さんかったらマジで売り上げ激減なんやろな・・・
厳しい世界すぎる。


さけ567南部美人 大吟醸 斗瓶囲い 雫酒

岩手県二戸市。株式会社南部美人様の美酒。
美麗な味わいと香りは強力。
きれいすぎってこともなく、きっちりと味わい深く、個人的に良バランスと思えるものです。
香りもよくかげばコメが見えてきます。
だからこれだけは頼んで瓶から直で香りをかがせてもらった。大成功だった。

これだけのクラスは美酒すぎてかえってつまらない。
むしろ香りの違いを楽しむものなのかなと考えた。
しかしまあうまかったねえ・・





さけ568南部美人 純米大吟醸 結の香

結の香という岩手オリジナル酒米を使用。最近開発されたそうです。
こうやって県オリジナルがいっぱい出てくると我々飲んだくれは楽しくてしょうがない。

あまりに美酒を飲みすぎたので、少しくどい感じもしましたが、多分普通に飲めば美酒でしょう。
そして広がりを感じる味わいにかなりの可能性を感じるコメです。
これはいけるでしょう!
おかんの好むあさ開のも買うてみたいと思います。
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