夏
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長野の酒メッセ2015
相変わらず空気の読めない偽装大好きホテルというのだけが残念であるが、やはり長野の日本酒は凄いです。 だからBGMは夢追い酒にしろと言うたはずや。 このくらい守れんのやったらサービス業なんかやめてまえ。ぼけあほ。 まずは気になってた酒をパンフレットで確認し、鉛筆でマーク。 そして距離と人の集まり具合から柔軟に順番を決めながら攻めていく。 去年のわしとは違う。とりあえず順番に飲んでみましたで何も考えてなかったからな。 これは成長したなと感じた。 一本目はこれ さけ375幻舞 純米大吟醸 無ろ過生原酒 Harmonic Emotion 長野市川中島、株式会社酒千蔵野様の銘酒。 川中島てあの川中島なんかのう。 しかし、合戦のような無骨さは全くなく、女性杜氏ならでは?のはっきりした甘さとほのかな優しい香りが良いです。 それでも旨みはあり、後味は渋く締まりがあってわしのようなおっさんのも適応。 精米歩合35と49のブレンドで値段も手ごろになったという。 そういう方向性の工夫は貧乏人がこれから増え続ける日本においては素晴らしいです。 ほんで振り返ると面白そうな物件がありました。 もちという文字にやられて即試飲。 さけ376勢正宗 もち米四段 しぼりたて生原酒 中野市の丸世酒造店様のユニークな物件。 もち米を使っているということで期待したのはパワー。 名前もええやないですか。勢正宗ってなんかほんま勢いありそう。 で、この物件はいわゆる普通酒。 大体イベントでアル添ですけどよろしいですか、と言われる。 むしろわしは良いのです。 で、味わいはまあほんま、期待そのものの強靭さ。 無骨さというか、飾り気のない男の甘口。 燗したら強烈そうですよね。 さけ377大吟醸旭の出乃勢正宗 パワーがありながらもうざくない。そんな勢正宗の大吟醸。 期待が膨らみます。 なんというかほわっとした味わい。大吟醸らしくないというか、派手さや華やかさより旨みや飲み飽きない安心感のほうが強いです。 これは良物件。 口当たりはやっぱり普通の酒とは違うと感じる。 柔らかみというかぼんやりしてるっちゅーか。 もっと研究してのみたいっすね。 しっかしこのラベル無骨やなあ。 デザインも気に入りました。 で、気になってた七笑ブースが満員だったので井の頭ブース発見。 去年一発目に飲んだやつですが、非常にうまかったのでまた違うのも試しました。 さけ378井の頭純米酒無濾過生 伊那市、漆戸醸造様。 強靭でスカっとした旨み、辛味がありながら長野酒らしい心地よい甘みも含んでいる贅沢な物件。 そしてキレが抜群なので本当に良い食中酒。 甘みしっかりでメリハリの効いた味わいだけに塩辛いものと合う。 飲みながら野沢菜漬が頭に浮かんできました。 というか、ここの物件全部試したのはこの酒のせいです。 他に色々飲めなくなって・・・・・まあ仕方ないな・・うむう・・。 さけ379井の頭純米吟醸 そしてさらに期待が高まったところでこれ。去年は純米吟醸袋取り生がうますぎた。 少し期待のハードルは下げておいて飲みました。 ものすごく標準的という感じの純米吟醸酒。 ただ、やっぱりハードル上がってるのか期待したのは特別な個性だった。 そんなわけで印象は良くなかった。 もちろん一切悪いとこなし。だから良物件だと思うのだが、先入観が邪魔をした。 また今度飲みなおします。 さけ380井の頭純米大吟醸 こちらも標準的な味わい。 ですがやはり井の頭らしいメリハリというか、いいところだけをしっかり出してくれる物件だと思います。 もしわしが長野に住むとすると普通飲みに井の頭を選ぶかも知れないですな。 そんな立ち位置にあると思います。 どうしてもこういうところに来ると特殊なのを求め勝ちで、印象としては物件の実力より落ちてしまうのですが、やっぱり井の頭ええわあと思ったのはさすが。 さけ381井の頭大吟醸 味わい深い大吟醸。 キリリとしてはいなくてゴツいくらいに攻撃力が高いです。 それでもめんどくさくないのはバランスが良いということでしょうか。 個人的には荒っぽいくらい攻撃的なのが良いのですが、やはりバランスというのも大事ですなあ。 色々飲むとさすがに攻撃的なのは疲れて来るというのはあります。 とは言えこんな高いのに対してこんな程度の感想でほんますいません。。 細かいことが言えるほど飲んでいないのです。 さらに普段お世話になってる信濃錦もあったので寄ってみる。 わざわざこんな場所で飲むことはないが未飲の斬九郎は気になっていたので飲む。 さけ382斬九郎 純米生原酒 八十 山田錦 伊那市宮島酒店様。 精米歩合80%の鬼のような物件。 強力な旨みというか苦味すら感じるほどの男前酒。 岡千秋氏とかが飲んだら似合いそうなというほうがわかりやすいかも。 いやはや。 井の頭ほめた後でこんなこと言うのもなんやけど、こういうえげつないほうがわし向きやわな。 それにしても秘花と同じ日本酒で、しかも同じ酒造様によって作られてるとは思えないほどすげえっすね。 このあたりからアテや水を多用するようになってきた。 そしてうろちょろしてると琥珀色発見。 さけ382美寿々大吟醸十年古酒 塩尻市は美寿々酒造様の古酒。 古酒というと独特のクセのある味わいですが、この物件はそれがかなり少なく、古酒苦手でもいけるタイプ。 キレがあるので味わいはアッサリも端正で旨い。 個人的には燗してちょっと強めたいところではあります。 大吟醸と古酒の良いとこ取り感があるので高級感はある。もちろん高い。 でも、お高くとまっている感じではなく、割と大らかな感じでベテランやマニア向けだと思わないっすね。 ほんでユルキャラおったから撮影。 わしのほうはまだユルくなってない。正気。 これから本番?です。 PR |
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