夏
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お次は御慶事の青木酒造様(*^ー゜)
茨城県古河市の小さな酒造様であります。 見た目もいかにもなすごく人のいいおじいちゃん(40年も酒造りに携わっているという)だったので調子乗ってしまって半端なくしゃべってしまった。 ご迷惑をおかけしてしまった。だって、超うまかったんだもん。 お仕事はこれまた人の好さそうなご婦人にお任せしてしまった。 なんか今年から日本名門酒会加盟されたようで(/ω・\) 日本名門酒会は自分から売り込むとかじゃなくて、会のほうから入ってくれんかと催促があるらしい。 でも、青木酒造様はあまり数を確保できるほど大きくないということで、渋ったのを少しでいいから!と会のほうから結構熱心に入れてくれと言われたとか。 なんとか質を落とさず生産量を増やせるようには頑張ると言ってくれました。 こっちで手に入るとなるとうれしっすね。なんか来年の新酒をおすすめされたので必ず確保します。 おじいちゃん(あえてそう言いたい)は姫路の壺坂酒造様で修行したことがあって、最近夜行バスで倅(久々に聞いた言葉)をつれてあいさつに行ったそうで(^ω^) ほんで、灘でまた勉強されたとか。エネルギッシュです。夜行バスやで。結構な年齢やのに。 さすがに帰りは新幹線やったらしいですが。ほんま、でも酒づくりしてる人はみんなそうですが、肌もピカピカ。 そしてなんといっても顔色が美しかったですね。こういう人を目指したいです。 あと、うれしかったのは若い人は実感としてだいぶ増えてるとのこと(・ε・ ) それと外人は東京行くと試飲会はめっちゃ多いらしい。 さすが東京やな。 さけ841御慶事 大吟醸 金賞受賞酒(T . T) これまた澄み切った物件であり、やはり澄み具合というのがわかってからさらにこういった物件の良さをわかるようになった。。 そして味わいは太く、エキスのごとし。 濃いくらいに思うっすけど、しつこくなく。甘みが良いです。 バランスというのが確かにわかります。 飲む順番も指定してもらっての今回。 基本薄目から出発するのですが、これが一番あっさりなん?と思った次第です。 でも、それは正解でした。 さけ842御慶事 大吟醸 袋吊り斗瓶取り(。・ω・。) 抜群のバランス、というか本当にわし好みのバランス この価格帯ではわし好みと思ったのは初。 ちゅうか、いつも圧倒されてただけなんで。 やっとこの辺意味わかりつつあるのか。いろいろ飲んでみなわからんか。 澄み切ったのは当然ですが、五味のバランス。特に甘みの静かさと渋酸の黒子ぶり。 そしてなんといっても旨みの強弱。 この全部がわしに合うよう整ってくれています。 甘さが強く感じることがこの辺多いんですよね。 それが嫌いとかではないですが。でも、この辺がピンポイントやなと思った次第です。 さけ843御慶事 純米大吟醸 袋吊り斗瓶取り(つд;*) こちらは今回青木酒造様が持ってきてくれた中で最高級。 大吟醸の二作品とはだいぶ印象が異なります。 なんつってもコク!澄んだ口当たりからコクが瞬時に支配します。 そして甘口。美麗さは飲み下すまでずっと変わらないですが、コク旨甘が波状攻撃。 これはちびちびいくべきです。 かなり強烈でした。 しかしまだ一本あるぞい。 普通に考えたらこれより半端ないということである。 ちょっとびびりながらいただくことに。 さけ844御慶事 純米吟醸 ふくまるm9っ´・ω・`) 茨城県産ふくまる100%使用。 なんとこれはすごい。 非常に酸味が強く、甘酸っぱい。旨みも抜群の効果で、なにやら熟成感すらおぼえるよう。 澄んでいるがこってり感というか。 飲み口やわらか→酸味が十分で旨い→引けのタイム感の良さ(切れすぎも良くない)は非常にくせになる。 ずっとしゃべりながら杯を動かし続ける。 それを見たおじいちゃんはもう一杯くれる。ご迷惑おかけしました。 これは謝罪とともに買わんといかんな。いや、別にふつうに買うけど。 聞くとおでんでもいけるということなんで冬場。 そしておすすめは生ということで来年が楽しみです。 あと、こういった酸味の強い物件は昔の淡麗辛口時代は受けなかったが、時代は変わるったという実感はあります、とおじいちゃんに歴史まで勉強させていただいた。 本当にありがとうございました。 正月用も買わせていただきたいですというか単にほしいだけやけど。 お次は出羽桜酒造様。著名中の著名ですね(U´・ェ・) かなり売り切れが出ていた。 見たら飲んだことあるのばっかりやった。 だいぶこういうケース増えてきています。 経験値は少しずつ稼いでいる。 お次は手取川。 石川県白山市吉田酒造店様。 ここの酒造の方も面白いです。 でも、厚かましいおばちゃんに占拠されてなかなかありつけず。 で、誰かが手取川知らん人おらんでーというと、酒造の方はでもぼくの暮らしは楽にならないですねーとうまい返答(*´・ω・`)b さけ845大吟醸 古々酒 手取川(。´Д⊂) 澄んでいるとかその辺のありがちなことはもう面倒なので書かない。 熟成しているのでその熟成感はもちろんジューシーかつコクを含んでの登場。 そして含み香なのか、サーッとした空気感に包まれます。 ちゃんとここ気を付ければよかった。 味わい深いタイプなのだと思いますが、それをいい意味で感じさせない。 奥ゆかしさすら感じます。 さすが手取川でした。 PR |
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神田 凧文
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