夏
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港区にあるという温泉銭湯に行った。
まさかこんな近所にあるとは。 今まで知らんかったというのが情けなく、空しく、悲しい。 素晴らしいということらしいので即行き。 けいばまた4着&一人気買うたらつまづいて終了(東京大賞典ではローマンから行ってつまづいて終了やった)という悲しみを乗り越えて行きました。 八幡商店街の近所で、ほんまどうでもええとこ。なぜここに温泉!? まあ、よう考えたら著名な山である天保山の手前。 山のあるとこ温泉あり。 まあ不思議ではないということですな。 中は昔の大きな銭湯と健康ランドの中間っぽい雰囲気。 これは素晴らしい。昭和60年に突然なった感。 地下にも風呂があり、二階も何かあるらしい(今日は行かず) そしてかなり広いということで靴箱も300ほどありました。 つか、わしの靴。わしちょっと大きめの履くから27.5のやねんけど無理やり入れな入らんかったで。 28とかで硬い靴履く人おったら入らんと思う。 今の若い子でかいからなあ。昔の銭湯ではサイズ難がありそう。 まずは地下風呂 かなり広く、ジャグジーはなぜか赤い蛍光灯で照らされていた。 そしてテレビも見られてお徳です。 一階は普通の銭湯っぽい。サウナとスチームサンソ室もあり、仕切った狭いとこにも温泉と書かれた二人くらいしか入れない岩風呂がありました。 ただ、この温泉は非常に薄いのかよくわからんかったです。 4時過ぎということもあり、人は少なかったです。 ほんでいよいよ露天。ここが強力な温泉らしいです。 岩とかではなく普通の浴槽で浅め。寝そべれるめっちゃ浅いとこもあり。 壁面には座れるような段差とかがあって使いやすい施設という感じ。 色々と内湯にもゆったりできる工夫があって温泉抜きにしてもリラックスできると思えます。素晴らしいです。 行ってみると誰もいない。めっちゃ気温低いからなあ。 しかもわかりやすい強力な香りで、重厚。これはやられるわ。 強食塩泉で高温と聞いていたがぬるめでぬるとろの気持ちよい湯でした。 源泉の湯口から少しなめたが苦味だけ。あれれ。 まあでも浴槽もぬるっとキュっとした独特のさわり。これは凄い。 と、思ってたらどんどん人が来た。 一気に5人くらい。おっちゃんからじいさんまで。ほぼ常連らしかった。 じいさんたちの会話はすさまじかった。 彼らは死を恐れない。 近所の人が死んだことと胃の全摘と掃除のアルバイトを同列レベルで語る。 そしてやはり塩が強いのかぬくもるのが早い。 ちょっと内湯を散歩して水分補給してふたたび温泉へ 今度は寝そべるほうへ。 ここが非常に快適であったが、やや浴感が薄く感じた。 浅いからか湯口から遠いからかはわしにはわからん。 錯覚かもしれんから信用せんといてな。 ほんで不満に思い浴槽で座ってると足の悪いじいさん(80代後半以上な雰囲気)が来た。 先にいたおっちゃんに「ごめんやけど兄ちゃん、そこ通したって」と。 なんせ杖突いて来る人はじめてやからびっくりした。 そしてその二人にもう一人じいさんが加わってしゃべり始めた。 ここからわしはとんでもない音楽を味わうことになる。 この三名の常連さんの会話である。 大阪の底力なめんなって感じです。 東大阪の銭湯で残念な思いをしたのがウソのよう。 一般人が芸人。 他地方からそういう評価も聞く大阪。 正直買いかぶりやと思ってました でも、この三名は違う。 本物の大阪の会話とはこれじゃと。 感動して温泉のこと忘れてしまうほどでした。 これこそ音楽。これこそ大阪ソウルミュージックであります。 BORO氏も上田正樹氏もたかじん氏も勝てないであろう。 ソウル度で太刀打ち可能なのは河島英五氏くらいか。 さらに温泉の話も聞けました。 なんというお徳さ。 まず今日は普段よりぬるいということでした。 あと、二つある湯口に両肩をつけるのを3日くらい続けたら肩こりがおさまるとか。 そしてさらに足悪いじいさんが頭に湯をなすりつけて「これやったらアホ治るかな」と。 これが大阪や。大阪。まさに大阪。大阪。大阪でしか聞けない会話。大阪だけのセンス。泥臭い大阪やっちゅーねん。 文句あるかコラ。 さらに今日は冷えるということでキ○タマのしわが伸びひんなって言うと、もう一人のじいさんが「そんな効能あるかい」と素晴らしい突っ込み。 完璧である。この音楽性。 もはや世界でも屈指の音楽と見た。 ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン氏も美空ひばり氏もイズラエル・カマカヴィオオレ氏もカルロス・ガルデル氏もサリフ・ケイタ氏もラター・マンゲーシュカル氏もボブ・マーリィ氏もエクトル・ラボー氏もミウトン・ナシメント氏もチゥオニーソ氏もエスマ・レジェポヴァ氏もテレサ・テン氏もビリー・ホリデイ氏もタルカン氏も勝てない。 勝てるのは世界で唯一。初代京山幸枝若氏くらいであります。 あと、湯でマッサージするといいらしい。他にも常連らしき人はみんなしていた。 とあるおっちゃんもひとりごとを言いながらマッサージしてた。 いちいち言葉尻に「おるぁ、とぅるぁ」ってつける大阪スタイルでありました。ほんまここの音楽性は異常に高い。 塩はあとで効いてきます。唇なめたらめっちゃ辛かった。 出たあとは体がキュってなる。 ほんで今、体かわいてきたらあちこちひりひりしてきた。 あと、出るとき内湯が満杯になってみんなでテレビの方向向いてたのがかわいかったです。温泉臭はもちろん最高ですが、銭湯のにおいも好きやなあ。 いやいやこれは素晴らしい温泉。 大阪市港区 龍宮温泉 テルメ龍宮 湯 9億5702万7887点 ぬる、キュッ。濃い香り。 造形 9億4166万1214点 雰囲気の良さ、施設の使いやすさとバリエーション、テレビつき。銭湯単体でも来たいレベル。 旅情 地元なので採点なし。天保山登山、海遊館とかのついでに寄ってください。商店街も雰囲気良い。 音楽性 9億9677万9820点 大阪の根性を見た。 その他 あと、鉄腕ダッシュ。都城って鶏肉、豚肉、牛肉全部日本一やねんてな。行きたいけど難しいなあ。 PR
無題
あ、それ名前は知ってるわ。
天保山にあったんや。 ぬるとろは私の好み、ぜひ行きたい。 大阪のジジイは次元が違うからのう。 身近な死の話と些細なプライベートが同列。 死が近い年になると、そんなもんみたいですわ。 そんでもって、ギャグも素晴らしい。 種田山頭火×藤山寛美、笑いの自由律俳句です。 ちなみに、君は古代米で作った黒酒は知って おるかね? 甘口のどぶろくっぽい酒らしいけど、いっぺん 口にしてみたいすな。
無題
天保山行きのバスで行けるから楽っすよ。
しかも色々と素晴らしい要素が多い。 ただ、内湯は水道水なので冬場は注意すね。 チャリだとみなと通りはまつすぐな道でさみしいのでおもろないですが。 そういや大阪は「間」というのも大切にするね。自由律俳句とのつながりは大きいかも知れない。 次からはそれも意識して聴き込みたいところ。 黒酒て調べたらお神酒の種類やねんな。 ちゃんとしたところでしか飲めんのちゃいますかね。 見たこともないすわ。 |
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