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けいば
トゥザとウインフルブルームながし。
二頭は堅実に来るようになってるんやけどなあ。
あと一頭が穴来てくれな取れんねや。
人気二頭買うのはいやや。





2014長野の酒メッセ大阪行った。
もうなんかさすがというか。
どれもうまくてやばいやばいやばい。

まずは午後五時半くらいについてお猪口をもろて会場に。
大阪新阪急ホテル 2F 紫の間ちゅーところ。
会場にはジャズが流れる。
なんと空気の読めないことよ。日本酒=演歌て決まってるやん。
やっぱホテルっちゅーのは飾りつけばっかで内容のない。
しかも偽装ばっかりや。
こんなところでやらんと、次はもっと空気読める場所でやって欲しいです。

いきなり文句からはじまってすいません。
客層はおっちゃんが多数。若い層は少なく残念である。
こんなとこでまいへぇばりっとしんぐすなんかながしても無意味っちゅーのがわかる。
やっぱ夢追い酒とかかけるべきやと思うで。
いや、ジャズこそおっちゃんかな・・。

文句ばっかりですまん。
いよいよ酒のこと。
まず多すぎなんでどこからとか考えず目に付いた順。
一発目は
さけ263井の頭 純米吟醸 袋取り生

長野県伊那市は漆戸醸造株式会社様の銘酒
美しく澄んだフレッシュでしっかりとした旨みがあり、辛味加減がその口当たりを引き締めます。
まさに日本酒になくてはならない要素をきっちり持っていてくれる物件です。
一発目がこれってのはありがたい。
スタートが良ければいい流れができるのです。
皐月賞のウインフルブルームのようでした。
あ、でも三着じゃなく、きっちり一着取れる物件ではあります。
文句のつけようなしです。




そして他にも飲みながら(あとで紹介)信濃錦のブース。
知ってる蔵なんでスルーしよう思ったけど、ここは今のうちに高いの飲んどけと思った。
んでこれをいただいた。高いのにちゃんとお猪口いっぱいについでくれた。太っ腹な蔵でもあります。

さけ264信濃錦 秘花 ( ひすればはな)

強烈。
とにかく純米大吟醸というのはわしはあまり好みではない。
でも凄さはわかるので、好みの人ならこれは100%いけるでしょう。
わしでも一瞬でわかるすさまじさです。

上品な吟醸香と上品な甘みと美しい酒質。
やばいです。
比較対照になるものをわしは知らないレベル。
全国にはもちろん凄いのは他にもあるのでしょうが、これを飲んだのは生涯忘れられないでしょう。
わし好みではないのにこの反応です。
好みならどないなるんでしょう。


そして野沢菜と水が無料。
ほんま野沢菜うまいです。食いまくった。
ほんならわしと同じくソロで来てたおちゃんが声かけてきて、「野沢菜うまいねえ」と。
そのおっちゃんは高血圧であまり普段漬物を食べられないそうだ。
わしと同じや。
でも、この日だけは食いすぎるほど食った。


15蔵ほど回って(この辺は後日紹介)食べ物コーナー。
おやきとおにぎりと信州そば。
そらもう言うまでもないです。コメも上品なのが信州スタイルですな。
山菜おやきうまいなあ。
そばも言うまでもなく。



ほんで長野県原産地呼称制度認定酒のコーナーに。
聞いたこともない銘柄も多く置いていたのでしばらくここにいようと思った。
ほんならここに置いてるのは長野県の原料だけで作られた酒で、色々と基準を満たしたものらしい。
ほんで特にいいものは赤いシールが貼ってある。
はっぴを着たその基準の審査の人も来られてたようやけど、わしはまだ修行中っぽい私服の若いねえちゃんに説明を受けた。
そのねえちゃんは酒はほとんど飲めんらしい。なんでこんなとこおるねんて感じやけど、このコーナーにはそれほど人が来ないので、色々聞けた。
別にねえちゃんのこと聞くわけちゃうで。
確かに素朴な感じで大阪の派手なねえちゃんとは全く違う。
本当に素晴らしいねえちゃんであった。
しかし、ここは紳士のわし。
ほぼ独り占めにしながらよう言うわってな感じやけど、あくまで客として接した。ほんまやで。

ほぼタイマンで酒のことと他に長野県の知識を得ることができました。うれしいです。
観光の穴場も知った。今年行けないのが残念です。
来年は行くで。

で、こういう会には色々な酒を知りたいわしのようなスタイルの人も多いが、好きな銘柄の新情報を得たりする固定ファンっぽい方も多いとのこと。
特にベテランが多いので、↓こういうことも。

さけ265純米ダイヤ菊

長野県茅野市。諏訪大津屋本家酒造様の小津安二郎監督もこよなく愛した銘酒。
信州にイメージしたいのは美しい水と素朴さ。力強い山々と芯の強さ。
こういったイメージにぴったりなのがこのダイヤ菊。
昔から変わらないデザインっぽくていいですね。
それでこの瓶を見たおっちゃんたちは「懐かしい」と口にするそうです。

素朴な味わいながらしっかりとしたパワー。
そして飲み飽きないすっきり感。
これを兼ね備えた信州イメージの美酒。
普通ってわけではない。ちゃんと印象にも残して永く記憶に残る。
表面だけのインパクトって忘れられがちやけど、こういうのはずっと忘れんねんね。



そしてかなり真っ赤になったおっちゃん、ちゅーか爺さんかなが来た。
すごいマニアックな話もちょっとしてくれた。
いい出会いが多くて、このコーナーに入り浸ってしまった。

このコーナーで一番皆の反応がよさそうだったのがこれ

さけ266臥龍山 純米吟醸

須坂市。株式会社松葉屋様の美酒。
とにかくまろやかなのにコクがある。
それもなんというか押し付けがましくないコク。
辛口ではなく甘口寄りだがくどくもない。
奥ゆかしさを感じます。
内面に秘めた良さというか、そういう日本酒がわしは好みです。
これは良かった。

水は 四阿山連峰伏流水を仕込み水に使っているとのこと。
ここの水に会いに行きたくなる物件。
でも、交通の便悪そう。行けるんかな。


で、最後は蛍の光が流れて来て焦る。
400種ほどあるうちの60強しか飲めませんでした。
無念也。
最後に飲んだのは・・


さけ267縁喜 純米吟醸 金紋錦

長野県下高井郡山ノ内町の株式会社玉村本店様の美酒。
かなりのキレとバランス。そしてコクと旨みのコラボ。
間違いなく食中酒ですね。
おそばください!!
余計な要素がなく、うまい長野の食を引き立てる演出家になれる存在です。
そして食べるものからもエネルギーをもらってこの酒も引き立つ。
ただ脇役に徹するだけじゃなく、芯はあります。

金紋錦は長野原産の稀少な酒米。
いくつかこの酒米を使ったものを飲んだがどれも凄かった。
これは注目やわ。


最後におみやげのなめたけもいただいた。これもやさしい味わい。
おかんにだいぶ取られたわ。
空気の読めん食品偽装ホテルであったこと以外は1000%満足っすね。
また行きたい。
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コメント
無題
やはり日本酒が飲めるちゅうのは、羨ましいですな。
奈良の某神社に勤める友人が、仕事で地域の村に行って倒れるまで酒飲まされるて言ってたけど、チミも
神主になったらええねん。
わしは出雲大社分院に初詣行った時、お神酒を吐きそうになりながら、我慢して飲んだわ><
         
信州はええよ、美ヶ原とかあの辺は行った。
山がちな岐阜とは違い、景色が雄大。
信州そばを食い逃したので、今度行った時は食べて
みたいすわな。
【2014/04/24 22:51】 NAME[ダークマン] WEBLINK[] EDIT[]
無題
日本酒は食の世界も変えてしまう。
非常にきみとしては無念であろう。
しかし、体のもんやからなあ。
神主て巫女毎日見れるやろしええ商売やなあ。

高原てのをあまり体験してないのがわしやねん。
だから今回高原をめぐる予定やってんけどな。
今年はあの辺混みそうやねん。
えらい速さでバスと電車予約なくなってた。
近場が人気言うてたからすかね。
【2014/04/26 20:25】 NAME[(´・ω・`)] WEBLINK[] EDIT[]


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