夏
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特需じゃ特需じゃ。
4月からアホみたいに仕事あってだいぶもうけた。 しかし、GWまでかぶったもんやから遊びには堪えた。 まあ、一日半で旅行代稼げるなんてことはそうない。 一日半で終わるようなもんちゃうかったけど徹夜でなんとかした。 今年はいつから休めるかわからんかったので、始点が新幹線に近いところ、行きたい温泉があるところ、コンパクトに回れるところを考えました。 というわけで寝不足たまりまくりながら新幹線へ。 2時間あるんで寝よう思った。でも寝られんわほんま。相変わらず精神年齢が6歳のわし。 しゃあないから車内で携帯で今日の予定を立てた。 気が大きいわしは新幹線内のカート引っ張ってるねえちゃんからクソ高いコーヒー購入。 330円とかなめとるやろこの量で。 uccブラックいくらやおもてんねん。ペットボトルで一リットル近く入ってて100円せんねんぞ。 しかも味わいも圧倒的にuccが上や。 まあでも富士山は綺麗であります。 なかなか見られへん人はわしを連れて行くべき。 わしは富士見スポットで一度たりとも見られんことはなかった。 宇宙一(神の世界含む)の晴れ男のわしがそうさせるんや。 わしの分の旅費さえ出せば富士山見せたるど。そのくらい確実に見たいなら安いもんじゃろ。ケチ臭いこと言うなやボケが。 ブチ切れてたら新横浜へ。 乗り換えて横浜→浦賀方面へ。 小机の駅名は懐かしいです。 そう。あの真夏の大感謝祭以来。 あれから7年か。 月日の経つのはなんとやら。 京急横浜駅ではブルーライトヨコハマが接近メロディーとして使われていた。 てか、あの電車来る時の音楽は接近メロディー言うねんな。 なんちゅうまんまな名前。 ほんで乗り換え間違えで時間ロスしながらも浦賀の一個手前。馬堀海岸駅へ。 浦賀ちゅーたらあべちゃんがアメリカ様にびびって勝手に条約作ったとこやな。 160年いっこも成長ないわが国。わしが成長せんのはわしが悪いんちゃうわほんま。 日本ちゅー国のせいやで。ほんまやで。 ほんでバスで観音崎へ。途中走水というところで潮干狩りの客で渋滞した。 すごいなちょっと見たら海岸が完全に人間で埋め尽くされてる。 夜中貝撒くおばちゃんも大変ですなあ。 観音崎も観光地っぽかった。 ここは千葉の工業地帯が対岸に見える特殊な眺望。いいですね。 磯もあったがあまり生き物おらず。 しゃあないから動かせそう な岩見つけてうらがえしたら貝いっぱいおった。 ほんまかわいそうに。観光化でこうやって隠れるしかないんやな。 てか、それを邪魔したわしが一番ひどいという噂もある。 そしてSPASSOへ。 ここはリゾート温泉施設で、正確には温泉ではない。 海洋深層水風呂というのが売りらしい。 実はそんな予備知識なかったのでもし温泉でないと知ってたら行かなかったところ。 今回は予定としては三浦半島貸しチャリ巡りでしたが、前日予約入れたら満車だったので急遽新幹線内で予定を立てたあほのわし。 で、どこでもいいや的にってのもあってここを選びました。 ほんなら眺望抜群なのはこういうところは信頼できるんで期待を裏切らなかったんですが、案外海洋深層水がいい意味で裏切った。 超やわらかい浴感で、触れてる感じがしないくらい。 温度も良く、風と日光が気持ちのいい最高の露天でした。 温泉マニアには無視されそうですが、一般人には良いと思うっすね。 不思議な千葉沿岸の工業地帯を見ながらというのもオツであります。 そして、キャンペーン中ということで100円余分に払ってサンドイッチをおまけでもらった。 しっかりうまいので良かったです。 帰りのシャトルバスではなぜかボレロが流れていた。 海とは異常なほど似合わない音楽ですね。 FMラジオなんでしょうが素晴らしいタイミング。 わしの好みにしっかり合わせてくれているのかと勘違いするほど。 お次はYRP野比へ。 JR~を除いては初めてアルファベットを使った駅名だそうで。 まあそんなんどうでもいいです。 この地こそドラえもんマニアが来るべきところなのは誰もがわかることでしょう。 藤子・F・不二雄ミュージアムというのが川崎にありますが、あれに行くのは素人。 なんせ偽ドラえもんを扱っているからだ。 本物ドラえもんは以前から繰り返し指摘しているようにもっとデブで頭より体がでかいものである。 それをちゃんと知っている知識層は川崎には行かないだろう。 そこらじゅうに野比 野比 野比 こんな野比づくしではドラえもん(もちろん本物のほう)ファンは狂喜乱舞するしかない。 そして景色もいいということで言うことはない。 フジというスーパーも行った。 やはり地方スーパーには引き寄せられるように行ってしまう。 そして最大の目的地、野比温泉です 素晴らしいとのことであり、黒湯でもある。わしは黒湯は初であり、興味ももちろんあります。 建物からして素晴らしい、看板からして素晴らしい。その上番をしてるおばちゃんも面白いし、お客さんのおばあちゃんも面白いです。 港までの道を聞いても親切丁寧に教われました。 かなりレトロな通路も、脱衣所も無骨、そして浴室もとてつもなく無骨。 やや縦長の一つの浴槽で男気一本でした。 まず戸を開けた瞬間ドーンと来る香り。 香ばしすぎです。 何か料理してるんかと。 ほんまこの香りだけで興奮のあまり命落とすかも知れなかったです。 湯は麦茶のような色合いの美しいもの さらにとろり感が素晴らしいです。 思わず手で肌にこすりつけたくなってしまう衝動に駆られます。 温度もわし好みでつい長居しました。 最初はわし以外1、2人の常連の方しかいなかったですが、どんどん増えていったのでそれがなんとか出るきっかけが出たくらいです。 本当に素晴らしいです。 あがるとまたおばちゃんが念押しで道順を再度教えてくれました。 本当に良い人です。ありがとう。 で、ロゴ入りタオルはないかと聞いたらやはり温泉好きはみんな買いたいと言うらしい。なるほど・・・。 しかしないというので他にオリジナルグッズを探してると福田こうへい氏のサイン入りミニポスター発見。 売れる前キャンペーンで来てたらしいっすね。 他にもタモリ氏などのサインも。さすがタモリ氏。目利きが違うっすね。 演歌のCDなども置いてあり、休憩室はカラオケで盛り上がるとのことでもあり温泉付憩いの場という感じです。 そして今日は他にも温泉に行くという話をしていると、おばちゃんは景色重視派らしい。 なんせ毎日この良い湯に入っているわけで。もはやいい湯慣れしとるんすね こんなもんなんや・・・。凄いなやはり。 温泉不毛の地に住むわしとしては驚くしかなかったっすね。 そして勘違いがあって教えてもらったとおりはいけず、変な道に入りながらもなんとか港へ。 案外GWとしては人は少なかった。まあ、伊勢から乗った伊勢湾フェリーの少なさよりマシだったっすが。 ここで横須賀ペリーサイダー購入。 黒船の時にサイダーが日本に伝わったそうです。 味わいは普通のサイダーながら炭酸はやや細かめで良かったです。 乗って出航を待ってると寝不足からかちょっと寝てしまった。もったいない。 せっかく海なのに。 慌てて外へ。 さすがにいい海であります。風も強くて気持ちいい。 飽きませんなあやっぱり船は。 房総半島の景色も良く、大満足でした。 これが鋸山っすね。 たしかにそういう形にはなっておる。 そして出ると横須賀に行くほうは客がいっぱいでした。 まあ、千葉に行く客は少ないってことでしょうね。。。 わしが気に入る場所は大体そういうもんです。 そして浜金谷駅の時刻表を確認して温泉へ。 鋸山金谷温泉の金泉館という民宿のお風呂です。 おとなしい雰囲気のおかみさんに案内されて浴室へ。 かなり古い民宿でなんか懐かしくなりました。 丹後の川尻はまだあることを確認したので良いですが、かめやとかまだあるんかなと思ったり。 ペンションですがはま荘もやってるかなとか。 民宿、旅館が埋まってるときは福知山のビジネスホテル、新都が最後の砦だったんですが、そこもまだあるので嬉しかったり。 しかし、一番凄いのはやはりハゼリバー。 悲しいことに数年前に解体されたようですが、よう最近まで持ったなというのが正直なところ。 あの恐怖の館は是非ダークマンな人に体験してほしかった。 部屋は普通ですし、風呂もムカデやヤスデみたいなのがちょっと這ってる程度。 ロビー、通路、おばあちゃんだけが強烈なだけです。 おもっくそ話逸れましたが、そういうことを思い出させてくれるくらい風情ある民宿だったということです。 そして肝心の湯はやはり黒湯。 野比は麦茶でしたが、こちらは紅茶という感じ。 浴感は野比よりとろみは薄いです。 ちょうどわし一人だったのもあって気持ち良し、そして温度は自由に水道をひねって調節できる。 まさに民宿ならではのシステムでした。 そして海を堪能。 鳥がハンパでなく多かった。 恒例の写真撮影をしました。 なんか3Dシューティングみたいで楽しいんですよね。 浜金谷駅は無人駅で、乗車駅証明書を取って、駅を出るときにお金を払うシステム。 バスの整理券のようなもんでしょうか。 で、どこに泊まろうかと携帯で検索すると、小湊鐵道の始発駅とつながるJR五井駅にネカフェがあるようです。 ここから明日は小湊鐵道にしようと思って五井泊。 途中なんか不気味な一本の木が生えた丘があったりして怖かったですが、無事ネカフェ着。 いつもなら興奮で寝られずなんですが、今回は出発直前まで仕事いっぱいだったのもあって普通に寝られました 。 おかげさまで恒例のブログ書きは旅行中一度もなし。 健康的で良かったです。 まあ、5時ごろ目がさめたんですが、ちょうど旅行プランを立てるのにいい時間でもあって完璧。 急ごしらえながらうまく旅を進められた一日でした。 そして温泉を評価。(クソ生意気) 一項目10億点満点は変わらず。 ・神奈川県横須賀市 SPASSO 湯 7億2909万4995点 温泉ではないがいい湯。非温泉としては最高得点。 景色 9億6002万529点 海を臨む景色はもちろん最高。 旅情 4億2277万1845点 景色抜群ながら観光地。減点は半分です。 音楽性 6億6642万8824点 海の音よりお湯の流れる音が大きい。それでもいい音ですが。 神奈川県横須賀市 野比温泉 湯 9億7899万2431点 香り、とろみ、色、どれも素晴らしすぎです。 造形 9億9101万6点 レトロな外観と雰囲気、番台、無骨さ、演歌。何を取っても完璧。 旅情 9億6177万3538点 海、山に囲まれた素晴らしいロケーション。文句なし。 音楽性 9億9723万4098点 演歌に強いです。温泉=演歌、日本酒=演歌。阪急ホテルは一度ここで研修せえ。 千葉県富津市 旅館金泉館 湯 8億99万1881点 色合いがいいです。野比のあとだとさすがに浴感は薄い。 造形 9億5009万1865点 古い民宿のお風呂。風情がハンパでないです。 旅情 9億9391万555点 船着場、無人駅の間にある。こんないい場所ありますか。 音楽性 118万2952点 特になにも。 PR
サザンオールスターズLIVE TOUR 2015「おいしい葡萄の旅」
チケット届いた。 昨日昼だったのでおかんが受け取ってんけど、配達のあんちゃんが「すごいですね。よく取れましたね」と言われたと。 わし的には今回楽勝やねんけどな。 やっぱりイメージ的には超困難なんやろか。 大谷君また足つったな。 なんでやねん。 まあええわ。とにかくハムはちょうど2勝1敗ペース。 昨日はとなりんに勝てたのは大きすぎる。 まさか満塁で大失投するとはな。あれがなければ完封負けやったわ・・・。 けいばはいんちきでーす。 ワイルドワンズの加瀬氏が自殺。 病に倒れてしまったらやっぱり辛いすわのう。 こればかりは仕方ないと思う。 もったいないとは思うが・・。 おかんが淡路に極早生のたまねぎを買いに行った。 乾かさんとあかんねな。めっちゃ水分多い。 そういや鉄腕DASHでも淡路行ってたな。 あっこおかんのおとんの故郷の近所やねん。 ほんで土産にたこせん多種を買うてきてもろた。 今ってチョコレートたこせんってあんねんな。 キモいと思ったら美味かった。 Basement Jaxx / Kish Kash 英ダンスユニット。 これほどポップで楽しいハウスはありません。 賑やかしいのは当然ですが、さまざまな要素がしっかりと活かされた感が強く、聴いていていらん場面というのがないです。 あまりにもできすぎた盤であるため、一度強烈にはまってしまう。 そして聴きすぎてさすがに飽きる。 大体こういうジャンルは次々に他のを追いかけてしまうと本当に長いこと棚でほこりをかぶる。 ふとした時にまた聴きなおすとやっぱりこれやわとなる。 追いかけていた他のを棚の隅に追いやり、それらはほこりを永久にかぶることになります。 Art Farmer & Gigi Gryce / When Farmer Met Gryce アート・ファーマー氏にジジ・グライス氏。 超がつくほどの定番ではないでしょうが、わしにとっては特にジジ氏は定番です。 どこにも派手さが見当たらないという盤ですが、これがまた逆に効果的というか。 吹きまくり!みたいなところで一気に持って行くとかせず、ずっと聴き手をその場にとどめておくようにじっくりいたぶってくれるのです。 現代には合わない、即効性のない物件です。 それでもわしは推したい。 もうちょっとゆったりと時間を味わうということも楽しいで。 Silvio Rodriguez / Mujeres ヌエバ・トローバというキューバのポップミュージック。 ギター一本で爽やかなポップを演じてくれます。 特にこの盤は溌剌としていて、かなり派手に走る曲が多いので入りやすいでしょう。 ただ、走りっぷりが強すぎてなかなか万人向けといえるかは判断しづらいです。 わしとしてはこれだけずっと走られるとこってりとなってくることもしばしば。 もうちょい若い頃ならもっと楽しめたんですが。 やっぱりおっちゃんになったらこういう速いのはついていけないときもあります。 さけ403宗玄 純米生酒 石川県は宗玄酒造様の生酒。 爽快な飲み口に甘みが突っ込んで来て旨みが追いかけてくるが、すぐに甘酸っぱい余韻が出てきて旨みを残しつつ消えていく。 コクはミルキーなほどあるのでただきれいなだけでは終わらない。 それぞれが自然にすいっと、それもスピード感抜群で入って来るので本当に心地よく、それでいて強烈な満足感もある。 隙のなさすぎる物件です。 ただ、スピード感は味わいだけにとどまらず、日を置くとすぐに味わいが抜けてくる。 生は他にも飲んだけどこれは特に早く感じた。 まあ、わしの味わい方も去年よりは細かくなってるだけかも知れんけど(なぜか自信満々) なんせ酒メッセではわしもかなりレベルが上がったところを見せ付けたんやからな。 どうせなら点数つけたろか?ええ? 調子乗りすぎました。すいません。
信濃鶴ブースでは酔っ払いのおっちゃんがいた。
ほんで二種類の酒を飲み比べさせていただいた。 まずは純大。 これはうまい。 しかしやはり純米のほうがなんか安心なのだ。 最後はコレやね。と、おっちゃんと意気投合。 そして浴衣のおばちゃんも来た。 おっちゃんは当然のように「美人が来たで~~」と酔っ払いモード炸裂。 そう。この酒メッセは和服女性は500円引きなので結構着て来た人は多かった。良いことです。 さけ399信濃鶴純米大吟醸 駒ヶ根市、酒造株式会社長生社様の美酒。 香り高く、フルーテー、まろいと三種の神器は取り揃えてあるのは今日これだけ飲んでくると口が贅沢になって当然となってくる。 すいません。 しかしこの好バランス。飲み飽きしないフルーテー純大発見だ・・・。 別にそれぞれの要素がおとなしいわけではないです。むしろ派手目。それでいてこれ・・・。 こういうのを探していたんですよほんま。 このメッセで飲んだ純大で選ぶならこれか北光正宗やな。決定。 それぞれ違う魅力があるので一つに絞れない。 よくある無人島にひとつ持って行くならと言われてもわしはどっちも持って行くと言う。譲らない。 さけ400信濃鶴 純米 無濾過生原酒 めっちゃ華やかで爽やかな旨みが素晴らしい。 これはすぐに魅力がわかり、飲んでいて楽しいし、その割には恐らく飽きないタイプ。 本当に理想的物件です。 永遠の名曲も同じです。すぐによさがわかるポップさと時代を超えても愛される質の高さがこの物件と共通します。 そしてここはわずか3種のラインナップで頑張っているという。 色々実験的に多種多様な物件を作り出す蔵もあれば、こういった一本気な蔵もあってさすが酒どころ。 なんでもありや。 純大、純米原酒どちらも突っ込みどころがない、キン肉マンと正反対の物件でした しっかしほんままだまだ色々あるもんです。 あと、去年辛口の極がうまかった麗人酒造様で赤い日本酒をいただいた。 名前忘れたので書けない。無念です。 まあ・・すんごい甘かったです。ただ、しつこくないので旨かった。 あと純大。 これもかなり良かったが赤いやつの印象が強すぎてちゃんと覚えてない。 もったいない。 さけ401純米吟醸 猿庫の泉 飯田市、喜久水酒造様の名水を使った物件。 これはもう名前からしてわしのためにあるようなもの。 しかし、この名から想像した味わいとは少し違いました。 どちらかというと旨みしっかり、それでも水がいいのか繊細。もちろん口当たりはかなりまろい。 最初は驚くような旨さはないが、飲み下すと気づくような良さがあります。 これはもう一度しっかり飲みたいと思うっすね。 王道的で起承転結がはっきりしていて流れが良くワクワクさせてくれるストーリーを描いてくれる物件です。 飲むドラクエと言わせていただきたい。 ちゅーか蛍の光が流れてきた。うーん。 なかなか飲めんもんじゃのう。 丁寧に飲むと時間は食うっすよね。 多分去年より飲んだ数自体は少ない。 さけ402瀧澤 純米吟醸 シメにいただいたのはこれ。信州銘醸株式会社でまたお世話になりました。 大好きな瀧澤です。特別純米が好きです。 しかしこういう機会。飲んだことがない純米吟醸をいただきました。 やはり瀧澤らしいじんわりと深まっていく味わいと潔いキレ。 世界一の軟水といわれる「黒耀水」の威力が凄まじいです。 日本の音楽には「間」というのがある。静の芸術でありますね。 それがこの物件には感じられる。 もはや飲むと緊張感すら感じる瀧澤。 一度究極の静の空間で飲んでみたい物件です。 今回は去年と違ってかなり目的意識を持って挑めた。 人間の成長を登山にたとえると、去年のわしが登山口をようやく探し当てたところ。 今年は坂を登ってる実感があります。 まあ、これからが長いわけやけどな。 あとは突き進むのみ。 音楽はだいぶ前から聴きまくりやからかなり進んでいる。 一応頂点には達した。 そしてまあ割りとわしも音楽知ったなと思ったところであった。 山の頂上から見える景色はあまりにも広大だった。 ここまで音楽聴き道を突き進んで知ったのは音楽ではなかった。 音楽の世界が広いと知ったことでしかなかったわけです。 実はこっからが本当のスタートやったというオチ。 ほんま大変です。 スタートラインに立つのに30年以上かかるというのが音楽聴き道でありました・・。 日本酒や温泉は死ぬまでにスタートラインに立てるのかどうかすらわかりませんな。 急ピッチで登りたいところです。
そして高いの飲み歩きシリーズで本金、水尾、松尾の大吟クラスを飲んだ。
しかしさすがに続けると意味わからんくなってくる。 というわけでそろそろわしに似合う安いもので。 まあ、安いっちゅーても多くの蔵元は飲み飽きしないを目指すことが多い。 だからオススメと聞くとやっぱりスタンダードになってくる。 つまり通はスタンダードっちゅーことや。 わしも通と思われるようにスタンダード派を装うことにする。 さけ395雲山 純米原酒 株式会社よしのや様の旨酒。 味噌などでも著名な酒造様です。 もうひとつ、西之門ブランドの日本酒もあって、ロゴのフォントがユニークで印象的ですが、原料米がむつほまれという雲山をいただきました。 かなり力強くも穏やかな呑みやすい部類で、ストーリー的にはシンプルながら印象的な物件。 コクもちゃんとあって旨いです。 わし的にはそば湯っぽいポジションにしたい。 コッテリな日本酒を飲んだあとにこれをいただく。 なんか安心感がありそうです。 とは言ってもまた見つけてしまったぜ琥珀。 でも、琥珀は割と飲み疲れはせんと思うんですがなあ。 さけ396若緑十年大古酒 長野市は株式会社今井酒造店様の大古酒。 これは大変だ。 あまりにも品位・風格がちがいすぎる!! 日本酒界の完璧超人の首領であり、マイルドマンとイチバンマスク。 特にマイルドマンはテムズ川で10万年熟成大古超人。 この物件に通じるものは・・ないです。 いらんことは置いといて、本当に上品で押し付けがましくなく、それでいて何やら複雑というか、深いというか。 その内容については修行中のわしの身としては言い表せないところ。 何がはっきりどうとか言えないんすよね。 絡み合いがあるってことでしょうか。 表面ではわからない要素がそれぞれあるか、複雑すぎて捉えきれないのか。 まあほんま、あえて皆まで語らぬところに面白さがあるのは音楽でも同じです。 派手でわかりやすい音楽と味が受けている時代にこういうのに出会えたのは大変うれしい。 そして何故ネプチューンキングはオーバーボディを脱ぐごとにどんどん巨大化するのだろうかと疑問に思ってると大好きな米川発見。 さけ397米川 正宗 上高井郡小布施町。高沢酒造株式会社様のわし専用酒。 日本酒は音楽と同じく時間芸術と言えます。 口に含んで飲み下すまでに発生する色々な要素とその発生、持続の時間がハーモニーを生むっちゅーこっちゃね。 米川はわしの理想的な楽譜であります。 わしが世界を征服した暁には高沢酒造様を国営にします。 安心していい酒を造れるように全力サポートする。 まあ、まだその日は遠いが既に政治の全体図はできてんねんで。 まずプレステ派は奴婢にすることから始めるのは言うまでもない。 7時くらいにはもう売り切れた蔵もあったようだ。 仙醸はもう片付けてたわ。 残念。 そしてとなりの夜明け前へ。 さけ398夜明け前 純米大吟醸 辰野町。株式会社小野酒造店様の激美酒。 大吟醸が激ヤバな夜明け前。 アレと比較してはいけない、いけないとおもいつつもやっぱり比較してしまった。 となるとやっぱり印象としては落ちてしまう。 本来ならケチのつけようのない物件でしょう。 はっきり旨み、フルーテーで甘さも文句なし。 すべての要素の友情パワーが手を取りあった感です。 てかわしごときが語るとか生意気っちゅーことです。 しかしまあでもここまでやられるとわしのような地味好きは逃げ出してしまうところ。 やっぱり分相応という言葉があるってことです。
ほんで七笑ブースへ。
長野の有名どころのひとつですね。 未体験だったので行ってみた。 ほしたらさすがに蔵の方々はしゃべり慣れてる感じで、色々教われた。 杜氏によると大阪では割と甘めが受けてるとのことでした。 あめちゃんいつも持ってるじゃないですかと言っていた。 なるほど。大阪はあめちゃんなんや。わしはおばちゃん限定と教えた。 でも確かに淡麗好きとかじゃないよな。 メシもダシ好きやからそういうことになるんやろか。 ほんなら前も話したおっちゃん(爺さん?)も来た。ええ具合に出来上がってた。 この前の去年の長野でも大阪のんでも話した気がする。奇遇。 全種楽しませてもらったが特に心に残った3本について感想。 さけ388七笑 吟醸 木曽郡、七笑酒造株式会社様の旨酒。 長野チックな甘口ではあり、旨みしっかり。 そして吟醸ならではのスキっとした後口に料理を活かすことにも適するのはいうまでもないです。 塩で野菜のてんぷらに当物件。 とてつもなく幸せになるでしょう。 ラベルデザインがなんとなく味わいのイメージにも合う。 ちょっと古い感じなのが地元で長らく愛されてる感があっていいっすよね。 新進気鋭の蔵とは一線を画す。 さけ389七笑 純米無濾過生原酒 長野酒の良いとこ取り。 きれいな酸味が甘みとコンビを組んで飲み手をねじ伏せにかかってくる。 これは強力。 ほぼ遠慮なしの力強さで、これぞ無濾過生原酒。 しかもめんどくさくないどころか、なんとも繊細な感じで。 飲み飽きせず食中にも食後にもいけてしまうやばさです。 ↑↓と三本あれば一生困らない気すらするような万能性はあります。 長野の人は幸せをかみ締めるべき。 大阪もええのはあるけど酒造の数が桁違いですわ。 さけ390七笑 純米酒 特になにもない。 というのがわしとしては賞賛の言葉です。 だいぶ日本酒については飲んできて、どういうのが普遍的なのかわかるような気はしてきた気はする。 その中でこれ。 普遍的な物件と言えるものだと考えています。 特にこういう派手な酒を飲んでしまう場ではある意味最も輝くのが普遍的な物件。 高級なのとか個性強いのとかだとすぐ飽きるんすよね。 そんな時こういうのを飲むとやっぱりうまいなと感じる。 だからベテランの呑み助は知らない蔵のものを飲む時に必ず「ここのスタンダードのをちょうだい」と言いますね。 これからはわしも通と思われるためにまずはスタンダードからもらうことにします。 ほんまは高いのや珍しいもんばっかり飲みたい初心者バリバリなんですけどね。 そしてここで少し話したせいか集中力が落ちてまた5本くらい飲んだのをよく覚えていないというミス。 酒記憶力は色々飲んで鍛えられたのと他のと比較することで覚えやすくなっているので前回より記憶に残ってる酒は増えている。 しかし、油断のせいで忘れたのもある。 反省。 去年ねえちゃんに世話になった長野県原産地呼称管理制度コーナーへ。 だいぶ知ってるのばっかりやからあまり興味なかったがまだ知らんの色々あったわ。 まあ、でも去年のねえちゃんははっぴ着て結構よく仕事してたので恐らくランク上がったんやろ。わしもランク上がったしうれしいところ。 そしてにぎやかなおばちゃんもおったし、大信州を懸命に推してくれたおじさんもみんなおって安心したわ。 で、今回は比較的若いまじめそうな男性に薦められたものを二つ。 さけ391初鶯 凍米 佐久市は木内酒造株式会社様の初の試み。 これは読んで字のごとく米を凍らせて仕込むという。 全国唯一の手法らしいですが、今回はここの人は来てなかったので詳しく聞けず無念。 味わいは濃さがありながらもキリっとしている飲みやすい旨口と言えるでしょうか。味の個性はそれほどでもないです。 しかしちゃんと渋い感じでわし好みでありました。美しい水の感覚もあるのはわし的にはすごく良いですが、他の人はどうやろか。 手法そのものにありがたみを感じるだけの物件ではないです。 しっかりしたものなので安心です。 さけ392牧水 きもと純米 佐久市は武重本家酒造株式会社様の旨酒。 もちろん名前は若山牧水由来。 長野には藤村酒もあるのですが、結構文豪系多いんですかね。 大好きなきもと造りですが、個人的にはもっとクセがあってえげつないのがいい。 しかし比較的飲みやすいと言えるでしょう。パワーはあると思います。 燗したりしてもちっと野暮ったい感じになるといいなと思うっすね。個人的にっちゅーだけやけど。 そしてこれからは色々忘れがちになると思い、去年気に入ったところを攻める。 高天・純米大吟醸が本当に素晴らしかった。 画像ないので感想は省略します。 と、思ったら面白い名前の物件発見。 急遽予定を変更する。 パンフでは急いでざっと確認したのもあって見逃してたようや。 さけ393互 隠し球 純米吟醸 袋吊り 上田市、沓掛酒造様の・・・なんやこの名前は酒。 このシリーズは他に先発や中継ぎもあって完全に大谷君、宮西キャプテンを意識した酒であります。 勝手に名づけ親をハムファンにしてますが気にするな。 隠し球は元・読売ジャイアンツ元木氏が得意としたあれです。 自分もやられるくらいに隠し球のスペシャリストの氏です。 まあ、それは置いといてこれはかなり良い物件でした。 全く遠慮のない旨みと甘みがはじけるよう。 隠し球というのは限定酒やからつけられたんでしょうか、しかしこの名の通り突然の驚きを与えてくれそうな味わい(無理やりこじつけ)です。 まあ、野球物件としては栗さんプロデュースや広島カープ酒や阪神タイガース酒なんかもあるが、こうやって野球用語を使ったものははじめて見た。 しかし、ネタで終わる物件ではないです。 さけ394菊秀 たまゆら 純米 発泡酒 佐久市、橘倉酒造様の泡。 日本酒度-80という値はわしを恐怖の底に陥れる。 しかしこの人だかり、そして蔵の方のプッシュぶりにいただいた。 ほんならあれれ。 思ったよりたるくない。 酸も効いててうまかったりする。 むしろジュース派にもウケそうな爽快感。 夏の海でごきゅごきゅノドを鳴らしたいが価格がそれをさせないのが無念ナリ。 もったいぶって飲む物件であります。 |
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