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けいばいんちきいんちきいんちきいんちき
最初予想また当たったのにつかんから無理やりリラヴァ入れて失敗したー。
マリアラ軸やったのにぼけぼけぼけぼけ。





お次は佐賀県有田町は宗政酒造様ブースへ。
体格のいい蔵の方は普段白ワインを飲むらしい。
そこで青いボトルの不思議な物件をいただいた。




さけ649清酒 宗政 特別純米酒 ruri munemasa

日本酒度-16、酸度3.6という化け物。
いきなり目に入ったその数字に一体何奴ということですが、酒造の方も普段はこれを好んで飲まれるということで警戒なしにいただいた。

当然ながら酸味がごっつい。
酸っぱいと言えます。が、その酸に蜜が混じっているようにうまい。
甘さが酸味の刺激を穏やかに、酸味が甘みのくどさを爽やかに。お互いに助けあっていい味わいになってます。そして旨みへと引き継がれ、開幕は脇役複数名が盛り上げていいとこは主役が持って行くというストーリーは王道ヒーロー物のようです。
実験酒どころかめっちゃめちゃ完成されまくり。
蔵の方はブルーチーズをあてにして飲むそうです。
安いしこれも普通に欲しい物件。
流行るべき。


全種いただいたが、かなり個性が強いながら意外にも王道的味わいは外していない。
素晴らしいものが多かった。
ただ、↑がインパクトありすぎて他はちゃんと記憶できず。
また飲んだら書きます。



次は隣の大分県国東市萱島酒造様ブースへ
温泉県大分はまあ言うなればラストダンジョン。
目標の地と言えます。
焼酎は既に良いのは知っているが、日本酒は大分産をまず飲んだことない。
これで日本酒まで良ければ無敵と言えます。
海産物もええしな。



さけ650西の関 手造り 純米酒

西の横綱と言われる酒造様らしいですが、それはこの物件によって証明されます。
上品な口当たりに芳醇な旨み、コク、手堅い酸味がまさに広がるような味わい。
含み香もじわっと来ておっさん吐息がふう~っと。
ここんとこむっはあああああばっかりだったので安心します。
なんかわからんけど、わしが上級者になって最後にたどり着くのはこのような物件のような気はしています。
つまりこの酒はドラクエで言えばゾーマってことです。

まずは燗でいただいたんですが、その時蔵の方が手を下から上に振って「くぅ~って来るでしょ」と
ほんまその通りすぎます。思わずそうそうそうそう!と返すわし。
さすがはプロ。一言ですべてを言い表してくれます。
わしみたいにドラクエで言えばとか言いません。当たり前か。





さけ651西の関 花にごり

甘口のにごりですが、かなり爽やかで華やかさも少し感じる。
これまた良い物件です。
外見はなんかスイーツ感あるが、特異な部分はない良いものでした。

著名酒造様の風格を感じずにはいられない二本。
宗政は新進気鋭で楽しいですが、西の関は受けて立つ横綱の良さがあります。
焼酎の本場の九州ですが、日本酒シーンは他地域の手を借りずとも完結できるのかと今日だけで感じたほどです。




人が多いし、著名酒造様なのでまた飲めると思ったんで今度は違うブースへ。
山梨県南巨摩郡の萬屋醸造店様ブースへ。
酒造の方が来られず、問屋さんが来てくれていました。
米の解説もしてくれました。




さけ652春鶯囀 純米吟醸 富嶽

結構辛口の純吟
問屋の人はかなり客の反応を気にする甲高い声の方でした。
辛口ですね。と言うと、問屋の人はこれは飲んだことないらしく、スペック確認してそうですねーと。
不思議なやりとりでした。

かなり渋めの美酒で、スマートでキリリ。
燗が気になるところ・・。
山梨県は初めてでしたが、富士山のあるところなんで水は良い感じだと思います。




さけ653春鴬囀 大吟醸「春鴬囀のかもさるゝ蔵」

与謝野晶子氏直筆ラベルとな。
そういえばこの春なんとかかんとか。
帰って調べるとしゅんのうてんっちゅーねんね。
口へんに車に専みたいな字は訓はさえずると読むらしいです。

名前どおりあまり個性すぎない良酒です。
とにかくやはり水のまろさを感じました。
そしてまた調べたところ、この酒造様のある場所は水が良く、かつては酒造だらけだったそうです。
口に含んで飲み下すまで、インパクトはないうちにいつのまにか味わいを広げてくれる。
そういうのはいい場所でしか造れないのでしょうか・・・




他にも純米があったりしたが、こちらにも出ているということであれば買いたい。
こういう日本酒はちゃんと味わえるように修行です。




この辺で少し回ってきて記憶が微妙。
なんせこの会。みんなめっちゃ量注いでくれんねん。
ありがたいが大量にフルスピードは危険すぎました。



また北海道。旭川市は男山株式会社様。
相当来てるおじいちゃんがいて、同じこと三回話してました。
わしも来てましたが、あまりテンション変わらんねな。
でも、どこで言われたか忘れたが、「兄ちゃん飲みすぎだよー」と言われたんで顔色はええ感じになってたはず。



さけ654男山 復古酒

江戸時代の造り方を復活させたという物件。
昔の日本酒そのままということです。
飲んでみるととんでもない甘さ。予備知識ないと梅酒テイストでこれが純米酒とは思えない。

日本酒度-50という化け物であり、とろみもあるのでぐっと来ます。
炭酸割りもいけるかも。
ワインや梅酒っぽいのは他にもありますが、これは何かコクが濃い感じでした。




これ以降ちゃんと記憶が自信ないので書けない。
山猿、宮の雪あたり気に入ったのにきっちり記憶できてないということはやばいので慎重を期してこれ以降覚えてはいるものもあるんやけどやめときます。


普段の倍以上ついでくれるからほんまある意味困った。
吐けばええねんけどうまいとつい飲んでまう。
今回は調子乗ってカザーブ行ったけどぐんたいがにに攻撃通らず逃げてキラービーにマヒさせられて全滅っちゅー感じやね。
今月は儲かったから正月用張りこんでレベルあげよう。なんとかカザーブの強敵を倒せるようになって来年の目標はアッサラームのゴリラを倒し、イシスでは真のラスボスといわれるじごくのはさみに勝って、真のロトの剣たるはがねのつるぎを手に入れて、ドラクエ3の本編クリア。その後はドラクエ3惰性編をクリアするために修行がはじまる。
最近は試飲会増えてるのでほんまええことです。
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もくはち。多忙にて半分しか見れず無念。
木村友衛氏、岸田敏志氏、緑川アコ氏てどんな組み合わせやねん。
テレ東以外思いつきもしないようなレベルです。

南部木挽唄を新沼謙治氏が自分の個性を出して歌ってくれました。
素晴らしかったです。なんか出してくれ。


地酒蔵元会 きき酒会 2015に行った。
大阪では初だそうでニュースでもやったらしい。
わしうつったかな。

また空気読めないホテル開催。
どうにかしてくれ。
もっと良い雰囲気の場所とか逆に会議所とかでやるほうが盛り上がる。

まあしかし飲めばもうそんなんどうでもようなるんやがのう。


今日はいきなり珍しく五百万石の試食から。
もちろんこんなん食うもんちゃうんやけど。
でも、そんな食味そんなおかしない。
悪くはなかった。


まずは北海道から。酒造は行ったけどことごとく休みやった悲しさがあるので。




さけ636北の誉 大吟醸 慶福宝

いきなりええもんを。
完全に芯のしっかりしたフルーテーながらも強いコシのある物件で、ああ、これは納得の一万円也だなあと思わされる。
飲んでいるとフレッシュな感覚も呼び出されてやばい、これはやばい。
吟醸香もちょうどいい具合で美麗でした。あかん。これはあかん。

この箱と瓶の豪華さも全然足りないくらいの豪華な味わいです。
ジャケによるコケオドシ売りというのは非常にむかつきますがむしろこの物件は逆。
豪華さ不足です。




お次は秋田県秋田市秋田酒類製造株式会社様のブースへ。
酒造の方はさすが規模の大きい酒造様だけに手馴れたものでした。



さけ637高清水 純米大吟醸

安価な純大。1400円也という価格を破壊しまくってぐっちゃぐちゃにした上にガソリンまいて火をつけた物件。
こんなことされては周りがかわいそうです。
でも、大事なのはなんと言っても味わいです。

もっと飲みやすい系と思って挑戦しましたが、おっさんのわしにも満足感ある物件。
しっかりと五味が役割果たすバランス酒。
高級感まで感じないですが、この安さとのバランスと、おっさん好みの味わいは個人的には最高でした。





さけ638高清水 大吟醸 瑞兆

今度はちゃんと高いの。
さすがにばっちり高級感。
華やかさ度合いが全く違います。
濃縮された旨みも全然違います。
やっぱり値段出さないと味わえない味ってものは仕方がないがあると思いました。

でも、普段楽しむのは↑のような物件のほうが適している。
こういうのは特別な時に。




さけ639高清水 大吟醸

非常にまろい口当たりから華やかなフルーテーな味わい、そして含み香が強い物件。
こういうバランスが1300円也で出せるのはえぐいと思う。
これもまた高級感には欠けるが大吟醸の良さをうまいこと安く最低限味わえると思う。
ウイスキーでいうところの富士山麓のような発明品だと感じた。
あれもポイントうまいことおさえてくれながら激安なんよな。

こういう物件は本当に広く飲まれるべきであると思います。
規模の大きい酒造様ですし、もっと全国でガンガン出ればと思うんですが・・・




人が多数になってきたんで、飛良泉ブースへ。知らないのは少ないのでちょっとだけ。
蔵元の方は来られなかったとか。無念です。



さけ640飛良泉 大吟醸 室町蔵

かなりまろやかな口当たりと味わい。
フルーテーなのもかなり印象としては柔らかい。
そっから旨みがじわりって感じです。
香りも邪魔しないほどの強さで本当に飛びぬけた部分はないがずっと飲める物件です。

この酒造様は室町時代から続くということでこの物件で自慢しているわけで、これが一番の商品ってことでしょうか。
わしはやっぱり山廃純米ファンであります。




お次は東京都福生市の石川酒造株式会社様へ。
あまり東京というとイメージだけで東京に酒造がないとか思われて最初から無視されたり風評被害があるようです。
まあ沖ノ鳥島も東京都。
東京にも色々です。

ここの方はかなり話してくれました。
そして東京というイメージの悪さから比較的空いてたし長居してもうた。すいません。

そしてわしの気になる若い層の人気ですが、きいてみると普段は全然ダメだが、イベントでやるとよく若い人は来るらしい。
なるほど。若者はイベントから引き込まないといかんのか。
だからどんなことでもいちいち何かとイベントがあるねんな。




さけ641多満自慢 純米無濾過

900円也という激安な酒ですが、味わいが強靭で後味までしっかりと。
コクが深いというより強くてかなりおっさん吐息消費量が高いです。
そのわりには雑味が少ないので飲みやすさもあるっすね。

これまた安さもあって地元でも買いたいと思うんですが、大阪は初めて来たというくらいの酒造様。
これからに期待です。



さけ642多満自慢 純米山廃原酒

二年熟成のため芳醇なコクと遠慮ない熟成感が強いです。
酸味の濃度が高くて食いついてくる。
これがアクセント?というより主役を食いそうな勢いです。
でも主役の旨みも強いので負けません。
口の中で旨み酸味が力比べするようです。
決してケンカするわけじゃないです。技もパワーも優れた力士同士の相撲の名勝負です。

今回のMVN候補ですね。
歴代お気に入り酒の一角に入るほどです。



さけ643多満自慢 大吟醸

香り高い普通の大吟醸。
文句なしです。
となりで飲んでたおっちゃんがYK35?って聞いてた。
それを聞いてわしは「くっそおおおおおお、わしより知ってる振りしやがって生意気なぁぁぁ」とは別に思わなかったですが、とにかくまあこういうとこでプロ相手にそういうの言う根性はないです。

なんせまあこの三種だけでも既に良心的酒造様という印象しかなくなりました。
東京なら百貨店とかにあるらしいので、旅行とかで東京寄ったら買うべき物件でしょう。



さけ644多満自慢 たまの慶 純米大吟醸

こちらも一般的味わい。香りはそれほど強くないが、あまりこってりとしておらず美麗な物件です。
あっさり=薄いではないですね。
きっちりはしてくれてるので安心です。
こってり大吟醸は飲み疲れるのであまりうれしくないこともあります。
こういうのなら安心であります。

なんかこういうラベル柄だと味わいの傾向がこういうのになる印象。
鳴門鯛とかも飲み心地と飲み応え良い個性主張しすぎない気持ちのいい物件だったっすけえのう。





さけ645多満自慢 淡麗吟醸

水のような・・というやつです。
味わいはしばらく出ない。
結構待たされるのです。
演歌もかなり待つのが好きなジャンル。
でも、このビジュアルは演歌には合わないので、あみんの待つわをアテに飲みたいところ。
良質の歌謡曲も日本酒には向きます。
できればラジカセとテープで聴きたいところです。

味わいは相当抑え気味のやや甘。
飲み進めないといけない物件です。
しかし、酒造様によるとこういう物件は必要らしい。
量飲む呑み助というのにはスイスイのめることが大事だと。なるほどなあ。
わしと逆の楽しみ方の人もいるわけだ。



そして隣にあったのが同じ福生市にある田村酒造場様のブース。  
石川酒造株式会社様に薦められたっすね。
なんかご近所のようで、一緒にイベントも開催するほどの仲。
よう一緒にしゃべってはった。

それより顔剥ぎ事件怖すぎやろ。
ちょうど福生市にこういうことでやけど縁あってすぐやからびびるがな。






さけ646嘉泉 大吟醸 特別限定品

全日空のファーストクラスで飲めるとのこと。
価格はそんなに高くないし味わいからすると安いかもです。
高級感より酒としての飲み応えをしっかりさせてくれた美酒にして旨さもある酒。
口当たりから後口までのストーリーの変化は上品であります。

瓶の形にも限定感が漂いますが、この瓶のイメージと味わいイメージがきっちり重なると思います。
非常に良心的。
大阪人としては東京は敵視しなければ非国民と思われそうですが、東京酒は素晴らしいです。




さけ647嘉泉 特別純米酒 幻の酒

これは燗で飲まないといかん!(某アイドルグループのリーダー並みの凄まじい面白さの駄洒落!)
まさに食中酒。くっと飲んで旨さを感じ、しっかり酸がサポートの良い意味で普通の物件ですね。
ザ・地酒であります。

ところで、↓が気に入ったのでどこで売ってるかきくと、リカーズハセガワ様にあると教わった。
今年はせがわ酒店様に行ったがなかったと言うと、「あそことは考え方が合わないので卸していない」
賛否が激しい酒店様のようです。
商売っ気や流行にあまりに偏り過ぎな感はありました。
リカーズハセガワ様はまた関係のないべつのお店らしいです。そっちのがわし向きそうなんで今度行こう。




さけ648嘉泉 特別本醸造 幻の酒

こちらはこれまた安い物件。そして内容が素晴らしいです。
本醸造酒はキリっとしているが薄めな感じが多いイメージのところ、旨さがばっちりです
味わいまでのスピードが速いと感じます。
重厚までいかないので普段飲み食中酒にこれほどいいものは少ないと思えます。

一番の自信作はと聞くとやはりこれだと言う。
そらそやな。
走攻守すべてを兼ね備えてるもん。
けいばいんちきが激しすぎる。
レーブ来たら安すぎるから無理やり他に変えたらきやがった。
当たってたんやでほんまは。ほんまやねんで。


いよいよおいしい葡萄の旅のDVD発売。
ってか一万って何や。
おかしいやろコラ。
なんちゅうぼったくり商売や。日本酒界を見習えくそぼけが。
とか言ってCDとかでも常に一番高い限定盤買うわしはまさにちょろい客。





そしてまた誘われるままに扶桑鶴純米大吟醸の燗をいただいた。
まさに吟醸の燗の酸の良さが出ていて、旨みにからみつくのがたまらん。
本当に素晴らしい酒造様です(´・c_・`)


で、次はPASSION-15コーナーへ。
主に燗目的で瓶ごとあたためられるようにしたのがありましたが、去年までは燗云々より種類飲むためにこのコーナーは来なかったが、燗を楽しむ余裕ができたのでようやく来れた。
成長しすぎやろわし・・・。
山中酒の店でも見たことあるボトルやけど150mlと損なので興味なかったが、色々飲めるのはいいかも。
瀧自慢大吟醸500円と思えば安い(;ω;)




さけ630墨廼江 特別純米

さすがの墨廼江で、美麗な酸のインパクトがある口当たりに旨みが上品に広がる。
それでも全然物足りない感じはなく品の割りにはしっかり、シメに苦みで引き締める。
旨みが燗ならちょうどいい具合の厚みでうれしいところ。

あまりにもちょうどいいのでかえってつまらないとこういう会では思ってしまいがちです。
でも、普通に飲んだらもっといい感想になるやろなあ( ̄0 ̄;)



さけ631庭のうぐいす 熟成純米吟醸「ぬるはだ」

さすがの庭のうぐいすで、口当たりがいつの間にかあった感じで、ギリギリの存在感を狙ったかのような旨みが上品すぎる。
そしてなんとも酸のサポートがありがたい。
コンビネーションは美しいです。

そして何気に引けていって驚き。
パワー酒好きなわしからすると旨いとかそういうんじゃなく飲んでて面白い。
興味をそそられる。
普段飲みはもっとえげつないほうがいいですが、たまに庭いいなと思います。
あと、ラベルが死ぬほどかわいいのでちゅき(*ゝ`ω・)



さけ632益荒男 熟成山廃純米

重い旨みがズドンと圧し掛かって、さらに酸までツープラントン攻撃してくる。
まさにおっさん吐息がお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っとなってしまうおっさん酒。
色からしても終わってる。
まさにわし向け。ど真ん中、ストライク、フルスイング、場外弾。
なんのこっちゃわからんですが、それくらい完璧にわしにあわせてくれてるということです。

今回常きげんブースはこの前の時しっかり色々いただいたんで行かなかったですが、この益荒男は未飲。
で、ここで飲んでブースに行くという行動ではなく、絶対買うということで行かなかった。
まさに旨、酸のクロスボンバー喰らって即死でしたね。
コーホーШ( ̄ー ̄ )



時間もなくなって来たので次には神沢川酒造場様ブースへ。


さけ633正雪 特別本醸造

静岡酒の個人的イメージ。
爽やかな鋭い飲み心地。
それをしっかり味わえるのがこれだと思いました。
軽快な印象と甘さのややフルーテーなところ。
それでもただ軽いというよりはフレッシュ感とジューシーさと多少のミルキーさで飽きない複雑さもありそう。

これはわしの飲んだ直後に売り切れになったんですが、写真撮らせてもらうために瓶片付けたのをまた出してもらうという手間をかけさせてしまって申し訳ないものです。
またしぞーか行ったらこれは買うか飲みに行くかして恩返しせんとな。
ちゅーか飲みたいだけって?(。>ω<。)ノ




お次は高橋酒造店様ブースへ。
終わりに近づいてきてだいぶ客減ってきた。



さけ634堀米 秋あがり

ラベルがでっかく堀米と。
柿色でインパクト大。
これは面白いなあ・・・。でも重要なのは液体のほうです。

飲んでみると即おっさん吐息がむはあああああっと出るほどで、さらに飲み終わった後もむはああああああっとおっさん吐息返し。
これは史上初です。
中華料理と合うとか説明あるくらいの強烈すぎる味わい。
おっさん吐息が止まらないので窒息死する可能性があり注意は必要です。
強烈な酸と米臭さがただよってきそうなマニアックな旨み。
金澤屋旨口純米とこれのMVN争いでしたが、この酒はちゃんと飲みなおしてからじゃないとわしレベルではわからんと思うんで保留とした(;゜0゜)



さけ635堀の井 純米大吟醸 吟ぎんが

↑が強力だったのでこちらはどんなんか思ったら・・・
あら、この上品な。
柔らかい物件であるが、結構渋さがあるかと思うので、結構一撃は重い。
ボディーブローが一番効くってのはほんまです。
ぐっと来るというのが印象です。
派手にうおぉぉぉって感じの感動があるというわけではないが、しみじみと旨いと思える物件です。
これもわし好みですね。
堀の井は今回この二本以外売り切れだったが、色々飲みたい。

堀米試飲してるときじっくり味わってたら、時間ないから蔵の方が残ってる分を捨ててこっちも飲めと催促。
なるほど、自信あるんやなと思った。確かに。
ほんまは堀米味わいたかったけど、まあ、次見つけたら買うレベルやから素直に従った(-ω-` )



あとは知ってるところのまだ飲んでない物件漁り
しかし、時間なくてあせってメモはしっかり取ってるがちゃんと記憶してないので省きます。


















最後に金澤屋旨口純米を入れてもらってそれを持ち帰った。
アテのおかきが異常にうまく、さすが酒造の方の味覚は凄すぎです。
大体、試飲会で食べる物っておかしいくらいうまいんすよね。
最近大杉漣氏の街歩き番組に凝っている
自由やなああの人。
高田渡氏の曲に合わせて始まるあたりわかっている。



浅田真央氏復帰すね。中国でも異常人気。
いきなり優勝はさすが。
そして例のごとくインタビューでは「まだまだ足りない(ガッカリ)」
一切のミスがない状態でないと喜べないのも不幸なのかと思ってしまう。
わしのようにユルいのが一番幸福なり。






福岡の久留米市山口酒造場様ブースは既に売り切れ続出。
著名酒造様は先に行くべしやね・・
酒どころ久留米市の中でもスターと言える酒造様だけにさすがの一言です。
売り切れ?と聞いたところすいませんと言いつつもやや満足げだったのが印象的。
やっぱり人気は最大のエネルギー。



さけ621庭のうぐいす 大吟醸 心

まるでベールに包まれたような神秘性を持った物件。
口当たりの柔らかさが味わいを包むように思えてくるほど。
その中の味わいは意外にも芯の強いものです。
なんかロープレでゲーム中一回しか取れんような貴重な回復アイテムを飲んでるくらいの感じすらします。

持続性はあるがいつの間にか姿を隠すように引けていく後味が良き日本の酒という感じです。
慎ましやかさを持ってくれているのがなんかこういう高級な味わいの中にも目線をわしらのような底辺にも合わせてくれているようでうれしいところ。
正月用は浜千鳥にしよ思ったけど迷うわこれは。
庭か浜のどちらかになるか、JRAがインチキしなければ両方いきます(; ̄ェ ̄)



お次は美田へ。
福岡県三井郡。人気の井上合名会社様でやはり信頼のブランドでした。
非常に手馴れた感じで客の応対をしていました。




さけ622大辛口辛醸美田 ひやおろし

+14という日本酒度に味わいはあっさりを妄想したんですが、違った。
辛口の口当たりに旨みが同居。
同居ちゅーてもどちらかというと旨みのほうがだいぶ勝ってるほど。
辛さは居候レベルです。

しまいに向けても酸味をともなってきれいに。
こんな食中酒が王道。
福岡行った美田置いてる店をえらぶときっとおいしいはず(´・ω・`)






さけ623美田 豊醸 山廃純米

旨みのある美田。こちらはかなりがっちりです。
味わいの傾向は↑と近いものがあります。
↑も↓もど真ん中の味わいで、状況によってそれぞれ違う楽しみができるのでわかりやすいです。
味わいの個性も強すぎではない、人に薦めやすい美田です。

てんぷらとか濃い口料理とかと合いやすいとのことで、油に弱い人とかが箸休めにいい物件でもあると考えましたΣ(ノд<)




さけ624美田 上燗純米

上燗でうまいタイプの物件とのことで、味わいが濃く、酸はおさえめ。
おだやかな味わいなのでややおっさん吐息を求めるわしにとってドストライクとはいかないですが、本当にツボをついた物件が多い美田です。
しかしなんかおでん屋台とかでこの物件を45度で飲むときっとほっとすると感ずる。
なんか妄想が沸いてくるようです。

蔵元のコメントからも日本酒楽しみ方講座に使いたいこの酒造様の作品たちですね。
しかし、最後にとんでもないどんでん返しがありました(。・ω・。)ゞ






さけ625古醸 美田 山廃純米

酵母無添加、蔵にお住まいの酵母で醸したとか。
酸味がすごく、多少フルーテーな風味を伴って隠れたコクが徐々に。
珍しい味わいにストーリー。貴醸酒とは言わないものの、そういった重厚さは持っている。クセはないですが。
女性人気が高いそうです。

わしは典型的おっさん趣味ですがたまに女子になる。
女子向けというのが結構お気に入りに追加とかあるんすよねえ。
一回セーラー服とか着てみようかな。案外ハマるかも知れん。
周りに迷惑かヽ(*´▽)ノ♪



これの写真を撮るとき新入社員の方が後ろもどうぞと言ってくれた。
酵母のことは説明も受けたけど、やはり自慢の手法なのか、印象に残しとけって意味やな。
いや、単に親切なんかもしれんけど





お次は三重県名張市、瀧自慢酒造様。
人気で混んでたのであまり話はできず・・・・




さけ626瀧自慢 大吟醸

大吟醸酒こうあるべきみたいな物件っすね。
本当にすべてのエッセンスがバランス良く入りまくりであり、大吟醸の味わいの傾向を調べるとそのまま瀧自慢の説明となると言えます。

瀧とは赤目滝のことらしいっすね。
実際あの辺に酒造がある。
あの辺行くときに酒造に寄ろうと思うので、今回は高いのだけ試飲させていただいた。
他の商品も信頼できそうだと思ったので行くのが楽しみでありまする(=゜ω゜)ノ



お次は静岡県藤枝市の初亀醸造株式会社様。
まだまだ酔いが来ないのでガンガン試せる。
人が多いのでなかなか話せないのが残念。




さけ627初亀 急冷美酒

火入れ後、パストライザーで急冷したということ。生の風味を閉じ込めたとか言います。
その結果は普通酒の限度はあっさり超えてしまったっすね。
すっきり感はありますが、燗ならそこそこコシもあり、きれいなだけにとどまらない。
安酒にないテイストは残っているように思えます。
ちゃんと予備知識なしで飲んだから先入観じゃないです。

ラベルのほうは伝統的ですが、機械化で得られた素晴らしい味わい。
色々と伝統的な製法も強みがありますが、新しいものも取り入れて日本酒レベルは本当にあがってると言いますね。
日本酒の自由さというのは凄いと思う。
あと、この価格。1升1650円は強烈。
この味わいでは限度超えた安さです(つд;*)





さけ628初亀 特別本醸造 +I

初亀と言えばこれだそうで。
確かに恐るべきスッキリ感からいやらしくないフルーテーさ。
コクもあっさりとして出てくる。
なんというバランス。美麗さが上から目線ではない。
勝手に手が伸びていつの間にかグラスに注いでるという感じになりそうなやばい酒です。

+IはI am 初亀のこと。つまりご挨拶。これを最初にどうぞっちゅー意味ということで酒造様の自信作と言えます(>人<;)






さけ629初亀 純米

宿場酒とラベルにある。
宿場町だったところに今も続く酒蔵ということです。
旅人の疲れを癒す酒というのは味わいからわかりました。

なんというか、優しい五味が手をつなぐ酒。
それぞれがお互い邪魔せずバケツリレーしてストーリーをつむいでいきます。
どの要素も主張しすぎないので飲み心地も良いし、満足感のある時間感覚を味わえるので満点の美酒でしょう。
ラベルもこの上なく縁起よさそうで旅は無事にすみそう。
でも、飲みすぎて病に倒れることがないよう注意ですね。
なんせ飲み飽きなさすぎる(*`・ω・)ゞ
今日のもくはち。安藤まり子氏が出ていた。
86歳。めっちゃ歌えるし。変態やろ。
あとは金沢明子先生の民謡。斎太郎節の盛り上がることよ。
そして氷川きよし氏の新曲が久々に良い。
氷川氏のキャラに合うわけじゃないけどなんかいい。
ほんでやっぱり楽しすぎるのは神野美伽氏。
酒に合いすぎるっすわ。



そしてお次は島根県益田市の桑原酒場様。扶桑鶴のコーナーが見えたので吸い寄せられてしまった。
お燗してくれてたのでいただいた。


さけ613扶桑鶴 純米吟醸 雄町

とにかく旨い扶桑鶴だけに吟醸酒もお燗で当たり前にいただけます。
おだやかながら輪郭はキリっと上品な肌理。そして酸味をともなった旨みがしみてきます。
ほんましみる酒です。はい。

そしてだんだんと味わいが消えながらも存在感は粘り強い。
これはさすがとしかいい様がない。
次に高津川と思ったが今回ないねんて。
あれはマジうまいんやけど、他のラインナップでじゅうぶん凄さを見せ付けられるということすかね☆⌒o(*^ー゜)


そしてお次は宮城県石巻市墨廼江酒造株式会社様へ。
超人気なので既に売り切れがあった。


さけ614墨廼江 大吟醸 しずく斗瓶囲い やまさ

ほぼ当たるところがない。もはや口に入ったのか認識できないほど透き通った物件。
これはもう聖水と言えるでしょう。はぐれメタル倒せます。
居並ぶワードは上品繊細洗練美麗など。
とにかく高級感を示すものがすべてです。
貧乏ワードには縁が絶対ないです。

まあやっぱり著名酒造様は飲めば凄いと言わざるを得ない。
少し規模の小さいくらいのところかやや大手系がわしの好みすが、こういうのでたまにエキサイトもしたいところです(・ω・)




さけ615墨廼江 玉 純米大吟醸原酒

これまた高級感。玉と書いてギョク。珠玉から取ったらしいです。
住之江と来てタマと言うと暴走族がタマ取るみたいに感じる大阪市民。
こういう美酒と縁があってはならないのではないかと思いますが図々しくもいただく。

もはや慣れてきた美しい口当たり。そこから旨みが原酒なのでガチっと。コクもある。
それに酸もあり、じわっとジューシーになってくる。
良いストーリーです。
シメも上品そのもので、これはほんま。できあがりすぎである。
そら金も取られるわ。しゃあない。
それにしてもラベルと箱があまりにも高級感。
皇室に置いてても違和感ないくらいっすね*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*



そして酒門の会限定酒コーナーへ。
勝負した実験酒もあって楽しいコーナーでした。
特に極端とも言える物件はクリティカルヒットすればその人にとってのお気に入りになりやすいですし。



さけ616フモトヰきもと原酒JOSANEG

いきなり極端です。
20度、日本酒度+11の恐怖の物件。
飲む時に強いので注意してくださいと一人一人に言っていたほどです。
しかし度数なんてのより味わいのほうがよほど注意してくださいです。
強烈な旨みがドカン、コクがズシン、酸がズドンで楽しすぎます。
ある意味わかりやすいです。かなり無骨なおっさん酒でした。

JOSANEGは庄内弁のじょさねぐから。意味は気軽にということらしいですが、それは価格のことでしょうか。
激安普通酒で、1mlあたり1円を割るほど。
この味わいでは気軽とはとても言えないですが、値段はほんまに気軽ですm9っ´・ω・`)



さけ617フモトヰ純米吟醸JOSANEG

こちらは↑に対してポップな物件かもです。
非常にコクとジューシーさが高い純米吟醸酒
普通の観点でうまいと思われます。

出羽の里という比較的新しい酒米ということもあって攻めの物件ではあります。
わしはこの酒米初体験。
やや甘口かなと思うんすがどうでしょうか。
他も飲まないとわからないですが。

しかし攻めの姿勢は酒よりもPVにありました。
子供のキミには飲ませないという歌詞からもわかるようにジャンルはAORでしょうか。
この攻撃力はどの素晴らしい日本酒でも勝てないでしょう。
世界が破滅しそうなほど威力のある音楽性です・゜・(つД`)・゜・









さけ618明鏡止水 鬼辛純米

見たまんまの辛口酒。
とにかく辛口でキレ抜群。
そして旨さ、コクがハンパない。
日本酒の味わいだけをピンポイントで楽しむための物件と言えます。
このコーナーとにかくある意味でわかりやすすぎる物件が多いです。

これはもうアテないとおもんないやろっちゅーことは丸分かりですが、わしはもう酒に集中しすぎてそんな暇なし。
アテは豊富に用意してくれてたのになんかもう忙しすぎて無念でしたo(*`・ω・´*)ノ




さけ619正雪 純米大吟醸 山影純悦 山田錦

山影純悦杜氏の現代の名工受賞記念酒。
去年も杜氏の名を冠した純米吟醸酒をいただいたが、それは各パラメータがMAXの恐るべき物件でした。
これもまたそうです。

むしろこちらはパラメータを振り切ってる感じ。
バグ技使ってできた酒としか思えない。
わしメモなんて完全にバグってて同じ単語が何回も繰り返し出てきたりめっちゃくちゃです。
真・女神転生で言うところのヅJヅJヅJヅJみたいなもんですわ。
全パラメータがMAXの数倍くらいあるというあのバグキャラですわv(・ε・v)








さけ620墨廼江 Rice is Beautiful

米は美しいですね。知ってます。
磨けばもっと美しいとか、酒にしたらもっと美しいというのはさすがに教わる必要がある。

やはり美しい口当たり。もはや慣れた。
その時間間隔。味わいが現れるまでのドキドキ感となめらかさを楽しむ余裕があった。
輝ける味わいが出るまでの助走の時間はまさにあのねるねるねるねのCMと同じ。
怪しい笑みを浮かべながらその時を待ち・・そして一気に・・・うまいっ!テーレッテレー!
酸がそこそこ強く残ってくれるのでさわやかでもあります。
それはしっかり残しながらラストへ(*´・ω・)


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