今日は

まさかのマイケル・ジャクソン氏の訃報。
スターはロクな死に方をしないな。。
12年ぶりのツアー直前の死とは。最後までお騒がせでした。合掌。




Jackson 5 / Diana Ross Presents the Jackson 5

マイケル氏の初キャリア。
5歳ですでにメンバーに加わっていたようですが、このアルバムの時点で11歳。
うまさだけでも半端じゃないですが、ただうまいだけじゃなくソウルを完璧に表現してるあたりが異常。
ダンスも天才だったようで異常天才っぷりが際立つ。

カヴァーが主ですが、どれも良い曲ばかり。
これを機会にジャクソン・ファイブを聴いてみては？
スリラーなどのソロ作品より驚きがあるはず。



Michael Jackson / Thriller

音楽史上最も売れた作品ですが、もちろん中身は納得。
まだ黒人の容貌であり、今とは違いますが同一人物です。
しっかし鮮烈としか言いようのない作品っすよね。

天才的なセンスでこの域にたどりつきましたが、マイケル氏は変態になってしまう。
音楽界で天才やスターと呼ばれると半数くらいは変な死に方をする気がする。
天才の人生を奪って音楽は発達したと言えるかもしれない。

アメリカでは黒人は常に虐げられていた悲しみを音楽にぶつけたために白人を圧倒した。
最近は大統領まで黒人。もうこんなパワーを出せる黒人は出ないでしょう。
日本歌謡がそうですが、当時は厳しく検閲があったため、それを打開したり反発したりするパワーがすごかった。
今はなんでも許されるから緩いのかも。
悲しみを吸わずに音楽は大きくなれないのか。



Michael Jackson / Bad

これまた傑作。
そろそろ白人化が顕著です。
すでに変態全開だったのかは当時リアルで知らないわしにはわからない。
当時はノーランズとかネーナを聴いてた覚えがあります。
わしは中学くらいでDangerousを聴いてファンになったと思う。

まあしかしこんな破天荒なスターは出なくなったっすよね。
いまはミュージシャンみんなまじめ。
ステージでもおとなしいですよね。
でも、それではスターにはなれないのかもしれない。
凡人と違うってところがないとね。
ＭＪは変態すぎたが・・