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寝てしまったーーー
せっかく10月パーフェクトかかってたのにー
まあ、またチャンスがあれば狙うぜ。





Farid el Atrache / Legend: The Best of Farid el Atrache
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アラブ歌謡のエロチックさ、大仰さが詰まった感があるこの作。
なんせアラブ歌謡を引っ張った大御所。
説得力も恐ろしいものがありますぜ。
わしが生まれる前に亡くなったというほどの古いお方。
この辺の伝説歌手は皆ハンパねえ。
妹のアシャマン氏とかも凄いっすよ。

今のアラブ歌謡は正直言って上手い人は多いが、中身薄い感じ。
曲の方も安直ポップになっちょるね。
この歌手いいのにもったいねえ・・と思うことが多いなあ。



大橋純子 / シルエットロマンス
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80年代を代表する名曲っす。
大橋氏の歌とともに日本歌謡界の職人芸極まっております。
70年代から80年代はニューミュージック全盛で、TOM★CATみたいな一発屋も多くかなり盛り上がっていた時代。
そんな中「本格派」の代表みたいなもんっすよ。これは。多分。

今みたいに音楽界は便利じゃなかったんで、テレビで聴いたりしてレコードまで買えないとか多かった。
しかもおれガキやったしww親の買うものを聴くしかナシ。
レンタルレコードで借りてもらってダビングするくらいですね。
しかし、この時代はいいものが入り乱れていて、なかなか全部に手は出せなかった。
そんな中でもお気に入りだったんすよね。




高田渡/高田漣 / 27/03/03
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高田渡とご子息の漣さんのライブ。
渡さん・・・あんなに元気だったのに・・。

以前もライブ盤を紹介させていただいたっすけど、このライブは最近のもの(5年半前やけど)
ますます味わい深くなってこっちのが名盤ですわ。
もっと長生きして欲しかったぜ。

フォークという枠を超えた一種の空間美。美という言葉は似合わないかな?
渡さんフリークの我が友人は行っておきたかったと人生最大の後悔だという。
自分の空間を作れるアーティストはそうおらんね。
あ、桑ちゃんもいいよー。サザン復活したら行くことをオススメしやす。
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なんもねえ



Luca Marenzio: Madrigali Spirituali
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偉い偉い中世イタリア世俗歌作曲家。
今の感覚だとポップ作曲歌ということでつんく氏のようなものか。
いわゆるマドリガーレというのは割と自由な形式なので、散漫とした感じもする。
ある意味どの曲も同じに聴こえる。

それでもその自由さと、優雅さはクラシックから民族音楽のファンに向くでしょう。
さすがに450年も前だとポップとは言えないものです。

つまり今のモーニング娘とかも450年後には厳粛に聴こえる可能性だってある。
その前に残るかどうかやね・・。





Magma / Mekanik Destruktiw Kommandoh
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超個性派ジャズロック、プログレなバンド。
その実体はジャズでもロックでもプログレでもない。
ジャンルは「マグマ」である。

地鳴りベース、地響きドラムとか言います。
濃い~~~~~~~~~リズムバンドと言えますが、コーラスも独特やし。
もう、聴いて確かめてくれ!て感じっす。
コバイア語でしか説明できない音楽性だ。

そういやマグマは昔なぜか高くて、紙ジャケ出るまで買えなかったっす。
多少高くてももっと早く買ってたらと思うほどすばらしいのれす。。



Simon & Garfunkel / Parsley Sage Rosemary and Thyme
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ド定番。
かの有名な天使の声を持つシンガー(ハゲ)と、幅広い音楽性を持つ男のデュオ。
ハゲの方は(アート・ガーファンクル)は最近薬で捕まったねえ。
何してんのやら。

フォークっていうともっと泥臭いもの。
しかしこの方々はポップスにも近い洗練されたところがあり、光をよりいっそう強く放ちます。
日本で言えばさだまさしのような存在でしょうか。髪も含めて。
アルバムに物語性があり、ホントに抜け目がない作品です。髪は抜け目だらけやけど。
良いことがない




Respighi: Church Windows, Brazilian Impressions/Simon
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ポップだと思う。
レスピーギはすごくポップだ。
かなり時代も最近であり、感覚も近いし、そんなひねくったものではないので、騙されたと思って(この言い方嫌い)
初心者の方にオススメだ!!(こういう言い方も嫌い)

趣味に合う、合わないは抜きにして、このバランス感覚は絶対不快にならないと思うんだが。
なんつーか、押し付けがましさとか、わざとらしさが見えると白けるわしのこと。
こういった自然と調和した作品は永く愛しておるのです。

こういうのは地味ーに愛されるんやろなあ。



Aster Aweke / Fikir
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エチオピアン演歌。
といっても曲はポップだが。

アスター・アウェケ氏の歌い方は間違いなくコブシが効いている。
演歌大国大日本帝国からしてもこのコブシは認めざるを得まい。
日本の心とは遠いので、ジェロみたいなのとは違うが、まあなんせ演歌を想像できる歌だ。
まあ、でも普通に聴いたらこのコブシはウケます。
やはりアフリカの心を分からないとほんまに聴いたうちに入らんかのう。
ちゃんとネタとしてでなく聴いてるんですよ?ワシは。誓う。

アフリカは日本の演歌を実際好むらしい。
すっごくわかる気がします。
我々もアフリカのお歌を聴かないと。
欧米ばかり聴いて(しか知らされないのもあるでしょうけど)るのはもったいなく存じますぞえ。




Kila / Luna Park
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アイリッシュな音楽をものすご都会派にしたのがこの方々。
現代の音楽と結びつけた人は多いけど、ここまでダイナミックなのは少なかろう。
アイリッシュの素朴さはちょっと消えてるって感じで、もっと若者向け音楽のニオイが強いっすわ。
ライブ行っても客層は若者が多めやったし。

上でも言ったように、押し付けがましさ、わざとらしさ嫌いのワタクシ。
これは本当に自然の音楽ですわ。
無理矢理現代風アイッリシュ作ろう、ではなく、普通に作ってたらこういう音楽でけた感じ?
そういうのがほんまの融合思います。
だからひとつの音楽として成立してるんすよね。
互いの要素がケンカしないというか、独立してない言うか・・。
競馬行った帰りに目にごみ入ったからか目がかゆい。





Opgezwolle / Vloeistof
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ヒップホップは良いものが米国と仏国しかなくて泣いていたおれ。
中にはその国や地域の色を出そうとしてるのもいるにはいるが、大半は米国のパクリだから・・。
で、初めて見つけたのがオランダのこのお方々。

なんせかっけえ!
これも大してオリジナリティはないが、ただ単に良いのだ。
それだけっ!!!!



とんぼちゃん / ひと足遅れの春
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ありがちフォーク!!!!!
しっかしジャケだせえって感じっすよね。
それでいいのさ。
顔で売るヤツなぞ私は右から左である。
いや、耳に入りもせんな。

シンプルなお声と曲。
それでも伝わるものがあるのだよ。(何様)
特に言うことなし!!!!




Shogun / Rotation
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スタジオミュージシャンが集まって作ったグループ。
ここに収められている「Bad City」は知ってるかと。
やはりスタジオミュージシャンだけあって演奏は綺麗ですっと耳に入るであろう。
ジャップと毛唐の混成バンドであり、どこか洋っぽく、どこか和っぽいので楽しい。

まあ、これは昔から聴いておるのだが、いつ聴いても良いな。
一応再結成されたりしてるけど話題にもなっちょらんな。
もったいないことよ。
朕は情けのう思っておじゃるよ。
あ、それは天皇か。
集会を見た。
一列に並んで公園に入っていった。
最後尾が後ろを確認してた。
すげ。

あと、ひったくり直後の女性も見た。





Hildegard Von Bingen / La Reverdie - Sponsa Regis
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ヒルデガルド・フォン・ビンゲン(ビンゲンのヒルデガルド)とは、12世紀の修道女っす。
やーい、ハゲ。いや、キリスト教のはハゲにせんでええんすかね。
作曲家というか文化人のようっすけど、色々調べてちょ。
今から1000年近く前ということで、今の西洋音楽とは全然違います。

ワタクシ的にもっとも宇宙を感じる。
そんな澄んだ世界は大阪の30歳の馬券オヤジには似合わない。

てか、西洋の音楽は響きというのが重要で、この時代のシンプルな音使いはその響きの美しさを最も強調するものだと思います。
モーツァルトとかよりさらに澄んだ美しさ。
馬券外れて「武ー。お前買ったらほんま来えへんの、ぼけ!」とテレビの前で言ったすぐあとでも、これを聴くとそんな気を忘れますから。




Celtic Treasure: The Legacy of Turlough O'Carolan
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ターロック・オキャロランとはアイルランドの18世紀の吟遊詩人。
ハープを持って旅して・・ってあれっすわ。
しかし、アイリッシュの音楽は楽譜とかはなく、音で伝えていくもの。
当然時代とともに微妙に変化せざるを得なくそんなに古い感じはしなくなっている。
ふっつーのケルト、ニューエイジなんかとそこまで変わらないっすよー。

ファンタジーRPGにこういうの使えよと思うわしですが、なかなかないねー。
すごい舞台が限定されそうな気もするし。

とりあえずハープという楽器はすごいよね。
演奏してて一番きれいな格好に見える楽器かも。




Dr. Hook / Singles
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たまらん!
なんというかっこいい声なんだ。
ハスキーヴォイスマニアとしてはこの声は聴くだけでゾクゾク。
しかし、無念なのが一曲しか特に良いものがないというところ。
その一曲「Sylvia's Mother」は本当にたまらないデキだ。

郷愁とか旅情とかそういう微妙な表現の巧い人は限られる。
今なんてそういうヒット曲ないすよね。
誰も求めてないだけすかね。
流行んねーんだよ、ダセエし。とか言われそう。
無念・・。


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