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今日は韓国のGSバンド、Add4(アドフォ)のCDが届いた。
今ニコ動でも話題のバンドです。
なんかやや内容が違う気もするが・・
いっぱい作品があるようなので、研究の余地ありか。





Sabah Fakhri / The Best Of Sabah Fakhri
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シリアの古い大歌手。
しかし会社の重役のようなヴィジュアルっすね。
しかし、このお歌の凄さと来たら。
盛り上がるところにくると一気に魂を揺さぶられますわいな。

ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンとかみたいな圧倒的な声量、技量も良いですが、ほかにも魂の歌手はいっぱいいる。
大物とされる人はやっぱり沸いてくるエネルギーの量に違いがある気がしますわ。

インドからアラブってなんかこういうヴィジュアルの歌手多いね。
なんでやろ。かっこええんかな。



L'Arcusgi / Testimone a L'eternu
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悲しきコルシカの歴史から生まれる哀歌。
実直な歌はストレートに心を揺さぶります。
民族的でポップで佳曲が多いっす。
個人的にはかなりお気に入り

ラルクージは悲しい歌多すぎなんすよね。
まあ、そこんとこ我々日本人は好みの部類じゃないすかね。
ティアミ・アディアレージみたいなからっとしたのはあまり人気出ないと思う。

てか、このラルクージというのは火縄銃のようなもので、大砲で攻めてくるフランス人と戦ってコルシカ軍は負けたらしい。
日本もそういう歴史あるよね。
だから共感しましょう。




長渕剛 / 時代は僕らに雨を降らしてる
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これは長渕の分岐点と言われる。
確かに切なく甘いフォークからロック的になっていく過程が見える。

特別有名曲はないけど、質の高い曲が多い。
長渕を語るには欠かせないものでしょう。
その後の中二病路線を好む人には物足りないかも知れないっすけどね。

この作品は26年前のもの。
今の20代の方の中には知らない人もいるかもしれないこの当時の長渕。
この時代の長渕も聴いて欲しいところ。
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ヒマすぎて話にならぬわ




I Shit On Your Face / Anal Barbeque
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お前の顔にウ○コする・・
最低のバンド名・・・・・・・・・
しかし意外にも良質なゴアグラインドだったりします。

南米らしくグルーヴィな感じで、結構楽しいです。
メジャーすぎずB級すぎずで個人的に好みなクオリティですわ。
だからといって決してオススメではないです。誤解なきよう。

バンド名は世界でも屈指のインパクトがあるでしょう。
Paracoccidioidomicosisproctitissarcomucosisにはさすがに負けますが・・・。



Esma Redzepova / Gypsy Carpet
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ジャケが全てを語るであろう。
しっかし良い笑顔ですなあ。
会ったらアメでもくれそうないいおばちゃんです。

しっかし、そのお歌のとてつもない迫力と表現力とコブシとパワー。
ハンパねえ・・。
優しさの中に強さがある。
たとえ普段はお人よしでも、振り込めサギには敏感に反応し、撃退!
大阪のおばちゃんのパワーは世界一でしょう。
あ、この人マケドニアやけどね。




1974 HOBO'S CONCERTS II~大きな青空が胸に~
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朝比奈逸人、林亭、佐藤博、そしてシバ・・・
なかなかフォーク好きじゃないと面白くないメンバーでしょう・・・

でも、フォーク好きならこれヨダレもんやで。
めっちゃええって。マジ。
他シリーズにはもっと有名な人が出演するものもありますが、個人的にこのメンツ好きやなあ。
この時代は本当に奥が深い。
音楽が華やかなりしころ。それが70年代。
人多すぎ!!!
まあ、名馬をいっぱい見れてよかったっすわ。
名馬候補?も見れたし!





Romano Drom / Ando Foro
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ハンガリーのロマの音楽。ジプシーっすね。
楽しく踊るための音楽!と言い切っていいですが、どこか哀愁を感じさせるあたりが心を打ちます。
見た目は明るいが、哀しみを沢山乗り越えた強さも感じる奥深いものです。(うまいこと言うなーおれ)

わしが聴いた中では近年で最も良かった部類の作品でございます。
Ojos De BrujoやBesh O Dromみたいなのがより売れてるのかな?
しかし、伝統の味をもっとストレートに伝えるこういった存在も見逃さず聴いて欲しいとこっすね。

どうしてもわしは洗練されたのより泥臭い方に向いてしまうんすけどね。
趣味的な問題として。




Kraftwerk / Ralf & Florian
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一味違うということがある。
それがこの作品を聴くといっつも思うわけっすよ。
テクノポップの中でも一味違うと。
前衛感覚をうまいこと利用したポップ。
そんな気がするぜ。

プログレあたりにも通じる世界観すらもっているあたりがとてつもなく深い。
普通、この手だとプログレみたいなオタク世界は遠ざけたい感じです。
こんなカオスな音楽性が許された時代・・ええなあ。





Margarida Bessa / Fado
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マルガリーダ・ベッサ氏は純粋なファドを歌うお方。
何の装飾もない歌。ただそれだけで良い。
本物だからですよ!!

今は伝統音楽に現代ポピュラー感覚を持ち込むのが多い。
でも、こういう伝統一直線もあっていいと思いますぜ。
派手派手なんばっかじゃ疲れるもん。
古くから淘汰を乗り越えて歌い継がれたものにはそれくらいのパワーがあるんですぞ。
競馬いこかな



Kasse Mady Diabate / Kassi Kasse
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躍動感あるグルーヴと泥臭さ。
やっぱアフリカやねえ。最高!!!
特に世界最強の音楽国家のマリですわ。

カッセ・マディ・ジャバテはどことなく田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルスの投手)に似ている。
彼の投球はものすごく気合いとエネルギーと泥臭さと実直さがある。
このカッセ・マディ・ジャバテ氏の歌もそうだ。

こんな良いものを聴いて気分を害する人間はひねくれものだと思う。
そしてマー君にケチつけるのもひねくれ者でしょう。
来年は楽天いけるで?ダルビッシュや藤川を育てた佐藤コーチが入るし。
永井、朝井、片山、長谷部次第では優勝もあるだろう。




Rough Guide: The Music of Eastern Europe
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タラフ・ドゥ・ハイドゥークスやイヴォ・パパソヴらの有名どころをおさえられるのでオススメの東欧コンピ。
この濃い~~~世界を体験すると一気にはまるでしょう。。。。
うーん、でもやっぱタラフは目立つなあ。。。
これは有名どころなんでチェーーーック。

世界には色々と濃い音楽がある。
東欧も世界でトップクラスの濃さです。
でも、なんかわかりやすい濃さで、ガムランとかとは違ってポピュラーに近いものが多いのではまりやすいかと。





Thai Elephant Orchestra
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タイの象さんによるグループ。
本気で象が演奏する。

ちゃんと調教師が指示を出してるのだが、マトモに音楽してるのです。
象なめんなよ。てか、かわいいです。
これはyoutubeで見たほうが絶対いいと思う。

日本には「ぞうさん、ぞうさん、お鼻が長いのね、そうよ、かあさんも、長いのよ」という童謡の名曲がある。
皆さんも歌っただろう。卑猥な替え歌。白状しいや。
でも、この演奏はとても神聖である。
同じ象でもこれだけ違うとは。

平和な日本は良いな!!!
豊岡とか15度低くなるて?
なめんな。




The Unknown Lover: Songs by Solage and Machaut
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中世の作曲家としてもっとも有名なギヨーム・ド・マショー、そして個性的なソラージュの作品。
この作品で重要なのはソラージュ作品。
大体ソラージュ作として残ってるんって10曲程度らしく、ここに全部収録されていますと。

知られざる恋というタイトルにこれらを歌うゴシック・ヴォイセズの佇まいを見るとすごく軽い作品だとわかる。
むしろ普通なら軽すぎ、シンプルすぎで退屈かも知れん。
でも、中世の音楽が好きなわしとしては初めて出会ったソラージュ作品は魅力的であった。
オススメ・・・かな?




Bola de Nieve / El Inigualable
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キューバの弾き語り。ボラ・デ・ニエヴェ氏です。
これはたまらん。
弾き語りの自由奔放さになぜか憂いも含む。
こんなたまらん作品はそうそうないよ。

これから年末に向けてこの憂いがすごく合うような気がするんすよね。
近年年末感というか、独特のさびしい雰囲気が失われてつまらん世の中ですわ。
だから毎年古い歌謡曲などを聴いてその感覚を思い出すようにしてんねんけど、これもレパートリーに入れていいかと今気づいたわ。

ほんま今は季節感とかなくなったねえ。気候もそやけど現代人の生活とかもねえ。
昔は12月28日あたりからワクワクしたもんじゃわい。
って、年寄りかわしゃ。




Psarantonis / Rizitika
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クレタ島の伝統音楽をリラという弦楽器で弾くお方らしい。
これはまた凄いよ。
個人的にはヴォーカルがびびる。
なんという低い声。なんかものすごく怖いんですけど。
しかし、これ以上ない厳かさでもある。

クレタ島といえばゲームばっかやってたおかげでミノタウロスの伝説がすぐ思い浮かんだ。
オタク言うな。
ダイダロスがミノタウロスを閉じ込めた宮殿の奥深く。
そこから聞こえて来る音楽・・。
そんなイメージですわ。


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