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楽天初マジック



Texas Tornados / Zone of Our Own
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テックス・メックスのオールスターが集って作ったアルバム。
知らん人は凄いメンツかどうかはわからんすけど、聴けばわかる。
テックス・メックスゆうんはメキシコと米国南部の音楽が混じったような・・。
アコーディオンが出てきて楽しい音楽と思ってくれれば。

全員の個性がバッチリの幅広い曲。
ただ、ポップスとして楽しむにはわれわれ日本人には難しいような気がします。
カントリーとかああいうのがいける人くらいしか心にとどまらない感じなのでごく一部以外の人には受けそうもない・・




Ballake Sissoko, Toumani Diabate / New Ancient Strings
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コラっちゅーめっちゃ美しい音のする弦楽器が舞う!!
ちょっと木の薫りがするハープと思ってくだされ。

西洋のような澄んだきれいさじゃないっすけど、もっと自然に近い感じなのでストレスに効きそう。
癒しとかそういうのがよく言われますが、シンセを使ってるもんが多くて実際どうなんやろって感じ。
こちらは自然が生む音なんでもっと癒しになるんじゃないかと思いました。
正直まあ、好みの問題もあるっすけど。
人によって何が癒しになるかわからんからねえ。
一番好きなのを聴くのが実は一番いいとか思ってみた。




女神世界
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真・女神転生、魔神転生、そしてゲームボーイで出た女神転生外伝ラストバイブル1、2から抜粋したアレンジサントラ。
正直デキがそこまで良いと思えず、まあ・・ファン専用みたいな感じっすよねえ。
わしはファンやから喜んだけど。
まあしかし原曲にかなり忠実なので、真・女神転生のサントラのアレンジがようわからんかった人はこっちが良いと思います。

ラストバイブルはゲームボーイとは言え、結構いい曲が揃ってた。
その点でファンは見逃せないアイテムだと思う。
ゲームの方もなかなか面白かったんすけどね。
今のメガテンファン知ってるんかなあ・・
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とくになんも




Wara / El Inca
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ボリビアのプログレッシブロック。
B級、いやZ級とも言えるほどの怪しげな作品であり、それがマニアの心を刺激する。

いわゆるクオリティは最低で、オンチなVoが恐ろしすぎます。
さらにコーラス?は意図しない不協和音で、ソロ部分は単なるアルペジオ。
それでも手作りのエネルギーが感じられるところが唯一最大の良さです。

こんなん聴いて喜ぶようになったが最後。
本当に作品そのものによさを感じたのか、物珍しさや俺様特別!あるいは収集家的な地位を狙って無理やり聴いているのか。
自問自答すべき時でしょう。。
本気で良いと思ったら突っ走ってください!!!




Chico Buarque / Construcao
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ブラジル音楽界の偉大な知識人と言うらしいシコ・ブアルキ氏。
音楽の方も素晴らしいの一言。

MPB、サンバ、ボサノヴァなど。この時代に流行ったブラジル音楽は独特な落ちついた感じがあって、固定ファンも多いっす。
彼は落ちつきを超えて高貴な感じすらするメロディ、アレンジです。
ポップな音楽が好きな人はここを避けて通るのは犯罪。
最低限聴いておきたいアーティストっすね。

歌詞の方がものすごいらしいですが、ブラジル人にしか本質はわからんようで。。
歌詞には基本興味ないっすけど、こういう意味ある活動をした人のものはそそります。




Tower Of Power / Bump City
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ホーンセクションが躍る米国ソウル、ファンク。
2ndですがすでに充実した曲が多く、捨て曲はないと言っていいと思うっす。
基本ソウルとかって捨て曲が多いんすけどね。

演奏とかはさすがにこれ以降が断然充実します。
ホーンの迫力とかが段違いっすからね。
しかし、このアルバムには必殺の一曲があるっす。
ヒットしたYou're Still A Young Manは聴いたことがある人もいるでしょう。
充実の70年代ソウルの中でも屈指の名曲っすね。
昨日ケンウッドの株買いました。
騰がるかなー。



Mango Gadzi / Lai Valima
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今流行りの民族系クロスオーヴァー。
こういうのはただごちゃまぜにしたがるだけで失敗が多いんすけど、これはいいす。
ジプシーなバンドのようですが、フラメンコ要素はかなり強く、次いでアラビック。
そしてそのミックスがわかりやすいというのも良いとこです。

曲が洗練&民族的なよさを消さず、これぞミックスの長所って思ったっすね。
やりすぎ感もないしバランスの良いものが好きなら。
わし的にはバランスいい方がいいけど、最近の音楽ファンはやりすぎのほうが好きかなあ・・





ダウン・タウン・ブギウギ・バンド / カッコマン・ブギ/港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
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70年代のコミック?バンド。
実際はコミックバンドじゃなかったようですが、このシングル両方ともそうにしか見えない。
他にはシリアスなのも(しかも良い)ありますが、港の~が有名すぎてイメージはどうしてもコミック。
「あんた、あの娘のなんなのさ?」のフレーズは多分こち亀にも出てたほど有名だったよう。
でも、曲自体かっこよかったりします。

創設者の宇崎竜童氏は名作曲家としても知られます。
山口百恵氏からジェロ氏まで。時代もジャンルも問わずにヒットを量産。
この懐の広さがバンドのユニークさにつながったのでしょうか。




Nicolai Rimsky-Korsakov: The Maid Of Pskov
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シェヘラザードのリムスキー=コルサコフ氏。
こちら、プスコフの娘は初めて作ったオペラだそうです。
残念ながらシェヘラほど印象に残る曲ちゃいますが、聴きやすいと思いました。
普通って言ったら申し訳ないっすけど、シェヘラに比べて断然弱い・・

それでもわしは結構好きなんで聴いております。
ゲルギエフ氏の指揮に演奏陣も安心。
どっちか言うと音楽より演奏が好きかも知れん・・
音楽寅さん。
海、栞、すっけべー、轍などの豪華な曲目。
いいなー。



Juana Molina / Son
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アルゼンチン女流音響派。
ヴォーカルがやさしく、浮遊感のある曲がピッタリ。
美声で歌もふつうにうまいです。そしてポップ。

単に歌メロだけでも良いと思いますが、この世界観は魅力的。
あんまり装飾してほしくない派のワシでもこういうのは好きっすね。
強いて言えば曲調がワンパなのが残念。
好む人は良いと思いますが、そうでない人まで取り込むかどうか疑問っす。



Burzum / Det Som Engang Var
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超真性ブラックメタル。
あまりにアングラに固められた作品なので、9割以上の方に駄作と言われるでしょう。。
ネガティヴマインドが渦を巻いている感じ。本気度高すぎて引きずり込まれそうです。
暗黒的なものや邪悪なもの、暴力的なものは音楽界いくらでもありますが、彼は何かが違います
ある種悟りの境地に至った感じがします。

そして音楽的にもこの独自性はなかなかないでしょう。
メタルという範疇ではおさまりきらないです。
ガチで90年代最強アーティストくらいに思います。

最近シャバに出て新譜出すとか言うね。
もうそこそこ年やろ。




Romane & Stochelo Rosenberg / Double Jeu
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ロマーヌ氏とストーケロ・ローゼンバーグ氏の最強コンビが送る現代ジプシー・スウィング。
最強同士のプレイはさすがに派手にすぎる・・・
聴きこむと疲れるっすね。

ハイテクすぎっちゅうのはなんかあまり好きくないっすね。
味もそっけもないっていうのはないですが、なんか生気に欠ける。
このお二方に限ってはそんなことないっすけどね。
でもなんか疲れる。

あまりガチガチのジプシーじゃなく聴きやすいでしょう。
普通にインストと思えばOK。
演奏はさすがにジプシーな感じがありますけどね。
まあ、普通に演奏されてもつまらんけど・・。
ビートルズの番組やってた。
おかんと見てたんすけど、ビートル以前、以後の音楽ファンの認識の差が本当に凄いっすよね。
もちろんおかんは懐かしさ最優先、おれは教科書みたいなものと思って見ていた。

「ヨーロッパからバンドが出てくるなんて思わなかった」と発言。
戦後はアメリカ様様、音楽はアメリカのものって言うても大げさじゃないとも言っていた。

おかんはストーンズ派であったが、やっぱりビートルズの衝撃は異常だったとも。
当時生きてたらなあ・・音楽ファンとして60年代を生きていないことがコンプレックスにさえなります。
それにしても見てるうちに興奮しますた。やっぱりビートルズ。凄すぎです。

あと、ドラクエ4でメタルスライムに殺された・・



赤い鳥 / 赤い鳥スーパー・ベスト
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強力なハーモニーが売りの70年代フォークグループ。
基本的にはハーモニーを前面に押し出したポップな歌ですが、「竹田の子守唄」という歴史的名曲も歌っていました。
いわゆる放送禁止用語が含まれていたので、当時はテレビで放送できなかったなどの話も。
フォーク的に意味深い詞っぽく、多数の歌手が歌ったそうです。

まあ、そういった感じでただきれいなだけじゃなく、意味ある活動をしていた人の多かった時代。
そういうのは歴史に残るし、人々の心にも残る。
芯のあるミュージシャンの時代はやっぱすごい。




Magma / Bobino, 1981
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ブラック・コンテンポラリーみたいな感じになったマグマ。
もともとコーラス部隊がいたり、ドラムとベースが強力なバンドなのでこの進化もアリすか。

あまりに独自性の強いバンドでしたが、このライブアルバムはとっつきやすい。
70年代のころのあのヤバい面も垣間見ることができるので、こっからアッチの世界を目指すもよし。
「Zess」なんて曲は全盛期みたいな曲で、30分強。
これを気に入れば以前のマグマに入れるし、これ以外が良いと思えれば後期マグマを聴けばヨシ。
まあ、マグマの音楽的転換点ってことっすかね。





Koffi Olomide / Danger de mort
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リンガラ・ポップはコンゴのリンガラ語で歌われるポップな音楽。
コフィ・オロミデ氏は凄いセンスの曲を作ってくれます。

ヴォーカル、曲ともに面白い。
もちろん面白いだけじゃなく、それでいて良いからこそ素晴らしいわけです。
リンガラ自体がポップ音楽の中でもユニークで凝った感じなので、先進国ポップに飽きたら聴いてもいいかも。
ポップ音楽が好きならアフリカ大陸は避けて通れません。
近年先進国のポップのパワーのなさが半端ないっすからねえ・・。


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